サッカー|サッカー力に差が出る爪下出血後の対処|爪の見立てFile.44
写真から「なぜ、その爪の状態になったのか?」をスポーツ、健康、爪の機能の視点から考察して原因を分析し、カウンセリングと施術に活かす爪の見立て。
爪を観察すると、体に起きてる状況と変化が分かります。
同じ爪のトラブルを繰り返さない予防の観点からも、原因を考えることはとても大切です。
このページの内容
爪の見立て事例|10代・男性・サッカー
今回は、10代・男性のサッカーの足の爪を、アスリートネイルトレーナー 大塚裕司の見立てで紹介します。
ネイルケア施術前の爪の様子
ご来店された時は、下の写真のような足の爪の状態でした。
現状の爪の状態を知り、どうしてこのような爪になったのか?、またこの爪の状態を放っておくとどうなるのか?
そして、爪の状態を良くしていく具体的な方法について、爪の原因分析とネイルケアの提案をセットにして紹介します。
大塚裕司の爪の見立て(原因分析)と提案
体の使い方と爪の関係を解き明かすtsumeplus代表の大塚です。
上の写真は、サッカーで良くある爪の下の出血です。
爪の見立てで、原因と対策をしっかりチェックしましょう。
これを読むと、サッカーの爪下出血の原因と対策が分かります。
サッカーで足爪に起きた爪下出血
上の写真を見てください。
10代・男性・サッカー選手の足爪です。
黒ずんでいる部分に注目してほしいのですが、爪の下で出血が見られますね。
サッカーでは良くある症状です。
爪下出血は、普通ならくっついている爪と皮膚の間に、血溜まりができて皮膚を圧迫してしまうため、爪に痛みを感じてしまいます。
痛みの程度は、少し違和感があるから激痛までいろいろ…。
痛みが小さかったら見逃して良い、というものではなく、人は「痛みを脅威」と感じるので、無意識にかばう防御的な行動をとってしまいます…。
爪を含む足指は、サッカーの走力、キック力に大きな役割を果たしているので、その無意識の反応によって、普段のプレー動作ができない、ということも出てしまうのです。
「いつもなら反応できたのに。…なんで??」
そんな違和感を感じたことありませんか?
それって、問題じゃないですか?
この問題に向き合い、サッカーのパフォーマンスを落とさずに、全力でプレーできる状態に整えていくのが、アスリートネイルの良いところです。
アスリートネイル視点で見た爪下出血の見立て
この爪も見立てながら、見直してみましょう。
写真は、爪の右側に両サイドに出血の痕があるので、足指を踏まれて出血した可能性がありますね。
出血した当初は、爪の左側のキワと、爪の右下の1/4が黒くなっていたでしょう。
爪は、一度出血した場所は、ピンク以外の色になりますが、大切なのは、爪下出血後のピンク以外の色は、「爪は乾燥に晒されている」ということです。
乾燥した爪は、皮膚にとっては凶器に…。
乾いて硬くなった爪が、皮膚により食い込みやすくなるからですね。
もし、今、写真の状態でもう一度爪に衝撃が加わった場合、より広範囲に爪下出血が広がってしまうかもしれません。
爪下出血後におすすめのホームケア
爪下出血があるからといって練習を休むわけにはいきません。
そのため、練習しながらも爪を良くしていくためのホームケアが必要です。
自宅でもできる簡単なホームケアは、2つ。
- 爪の長さに気をつける
- 爪の保護と保湿
①爪の長さに気をつける
ボールを蹴ったり、靴の中で爪が当たって、これ以上、爪の剥がれが大きくならないように、爪の長さを気をつけたいところです。
そのためには、指の輪郭よりも少し短いくらいを目安に整えてみてください。
それでも爪先を触って、指先に爪の引っ掛かりが感じる場合は、テーピングを軽く巻いて「爪を抑える」の対策も有効です。
ただし、テーピングも粘着力が強いものはNG。
テーピングを剥がす時に、爪も一緒に剥がす力がかかるためです!
なので、おすすめは弱粘性のテーピング。
または、あえて爪だけを保湿してからテーピングを巻き、爪との接着をネイルオイル成分で防止するのも良いと思います。
他には爪とテーピングの間に薄いガーゼを挟むのも良いですね!
②爪の保護と保湿
「爪の保護と保湿」の目的は、爪にかかる衝撃を緩和すること。
サッカーをしている以上、衝撃をゼロにすることは難しいです。
だから、なるべく緩和しましょう!
そのためのおすすめネイルケア用具に、足爪用のネイルテープがあります。
クッション性のある足爪用のテープを貼るだけでも、爪への衝撃を和らげられます。
せっかく鍛えた足腰も、爪が出血したり、割れていることで、力が発揮できなくなったら、元も子もないですよね…
爪だから伸びてくるまで放っておくのではなく、正しいケアの方法を知って、しっかりとメンテナンスするのが大切ですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、大塚裕司の爪の見立てで10代・男性のサッカーの足の爪を詳しく見てきました。
大塚裕司の爪の原因分析からネイルケアの提案をまとめると、次のようになります。
①現状の爪の状態
- 爪の下での出血
②爪の見立て(原因分析)
- 乾燥した爪が強く皮膚に食い込んだ
③爪のケア方法の提案
- 爪の長さや形に注意する(指の輪郭より少し短め)
- 足爪用のネイルテープを使う
自宅で1分の保湿ケア習慣で強い爪に!
「EMUCARE(エミュケア) 肌爪オイル」は、スポーツ選手やアスレチックトレーナーがクールダウンのマッサージで愛用するエミューオイルをベースに作られた、健康スポーツ専用の肌爪オイルです。
爪だけでなく、皮膚も含めた指先全体を整えるので、ホームコンディショニングにおすすめです
アスリートネイルトレーナーが爪のお悩みをカウンセリングします
今回は写真から「なぜ、その爪の状態になったのか?」をスポーツ、健康、爪の機能の視点から考察して原因を分析して、10代・男性・サッカーの足の爪のネイルケアを紹介しました。
スポーツや健康視点で爪の機能性を発揮させることを考えると、おしゃれのネイルのように、ツヤツヤでキレイにしない理由が、ここにあります。
スポーツや健康面で「自分の爪の場合はどのようにしたらいいのか?」と爪でお悩みの方は、ぜひ下のボタンからご相談ください。
今回は写真から分かる情報でのネイルケアの方法でしたが、実際にアスリートネイルトレーナーがあなたの爪を見て、触って、丁寧にカウンセリングし、よりあなたに合った爪のお手入れをアドバイスさせていただきます。
今回紹介した爪を事例に、爪の専門家の別のネイルトレーナーが見立てた記事もあわせてよく読まれています。
爪の見立てFile.43〜45「10代・男性・サッカー」
この事例のサッカーの足の爪について、3人のネイルトレーナーがそれぞれの立場から考察しています。爪の見方を多角的に学んで、爪の見立ての精度を上げ、カウンセリングに活かしましょう。
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監修者・執筆者
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マラソンで自身の膝トラブルの原因が爪にあることに気付き、爪に深い興味を抱く。
その後、3万の爪をケアしてきたネイルサロンオーナーを経て「爪と身体の関係」を研究。TOKYO2020オリンピックパラリンピック選手村でネイルケアを提供する。「爪と運動力学」を視点に独自の分析理論を持ち、国立大学と共同研究、元日本代表選手のサポート、メディアや講演等に出演し爪の重要性を啓発する。
・アスリートネイル協会 認定アドバイザー
・アスリートネイル協会 認定ネイルトレーナー
・爪切り指導士
・熱中症対策アドバイザー
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