野球投手|深爪はもったいない爪圧を武器にしよう|爪の見立てFile.34
写真から「なぜ、その爪の状態になったのか?」をスポーツ、健康、爪の機能の視点から考察して原因を分析し、カウンセリングと施術に活かす爪の見立て。
爪を観察すると、体に起きてる状況と変化が分かります。
同じ爪のトラブルを繰り返さない予防の観点からも、原因を考えることはとても大切です。
このページの内容
爪の見立て事例|10代・男性・野球投手
今回は、10代・男性の野球投手の手の爪を、アスリートネイルトレーナー 木村春香の見立てで紹介します。
ネイルケア施術前の爪の様子
ご来店された時は、下の写真のような手の爪の状態でした。
現状の爪の状態を知り、どうしてこのような爪になったのか?、またこの爪の状態を放っておくとどうなるのか?
そして、爪の状態を良くしていく具体的な方法について、爪の原因分析とネイルケアの提案をセットにして紹介します。
木村春香の爪の見立て(原因分析)と提案
人の爪から動物の爪まで気になる、tsumeplus木村です。
ほとんどの動物に爪があります。
鳥は枝にとまったり獲物をとったりするためのためだったり、ナマケモノは木にぶら下がるためだったり、牛は体を支えるためのものだったり。。
人の爪にも、それぞれ大事な役割があるから爪があるんです。
その大事な役割をしっかりと行えるように普段からコンディションを整えてあげることが大事です。
本日の写真は、野球投手の爪です。
野球投手によくある血豆。
今回の写真のケースは、指の先に血豆があります。
写真を良く見ると、深爪で指のお肉の長さより爪がかなり短いのがわかります。
爪の代わりに皮膚がダメージを受けている
この場合の血豆ができると考えられる理由は2通りあると思います。
1つ目は、指先に力が入った時に爪が皮膚に食い込んでしまい血豆ができるケース。
2つ目は、爪が短い為に、本当は爪で受けるべきボールに伝えたい反力を皮膚が代わりに頑張って受けてしまっているケースです。
どちらもいえることは、爪が短い為に考えられると思います。
爪をただ伸ばすのではなく、ピンクのところ(爪と皮膚とがくっついた状態)を伸ばすことで、爪のプレートがしっかりとしてトラブルも減ると思います。
ただ「伸びたから切る」はもったいないです。
ネイルトレーナーによる定期的なケアをし、保湿を心がけて、爪圧を武器にできるようしっかりとした爪を育てる。
「マイナスをゼロに」ではなく「ゼロをプラスに」することが大切!
トラブルが起きてからではなく、今よりもっと強い爪を育てて勝利を掴み取りましょう!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、木村春香の爪の見立てで10代・男性の野球投手の手の爪を詳しく見てきました。
木村春香の爪の原因分析からネイルケアの提案をまとめると、次のようになります。
①現状の爪の状態
- 指先に血豆
- 深爪
②爪の見立て(原因分析)
- 爪が指先の皮膚が食い込む
- 皮膚が爪の役目果たそうとしている
③爪のケア方法の提案
- 強い爪を育てる
- 爪のピンクの育てる
自宅で1分の保湿ケア習慣で強い爪に!
「EMUCARE(エミュケア) 肌爪オイル」は、スポーツ選手やアスレチックトレーナーがクールダウンのマッサージで愛用するエミューオイルをベースに作られた、健康スポーツ専用の肌爪オイルです。
爪だけでなく、皮膚も含めた指先全体を整えるので、ホームコンディショニングにおすすめです
アスリートネイルトレーナーが爪のお悩みをカウンセリングします
今回は写真から「なぜ、その爪の状態になったのか?」をスポーツ、健康、爪の機能の視点から考察して原因を分析して、10代・男性・野球の手の爪のネイルケアを紹介しました。
スポーツや健康視点で爪の機能性を発揮させることを考えると、おしゃれのネイルのように、ツヤツヤでキレイにしない理由が、ここにあります。
スポーツや健康面で「自分の爪の場合はどのようにしたらいいのか?」と爪でお悩みの方は、ぜひ下のボタンからご相談ください。
今回は写真から分かる情報でのネイルケアの方法でしたが、実際にアスリートネイルトレーナーがあなたの爪を見て、触って、丁寧にカウンセリングし、よりあなたに合った爪のお手入れをアドバイスさせていただきます。
今回紹介した爪を事例に、爪の専門家の別のネイルトレーナーが見立てた記事もあわせてよく読まれています。
爪の見立てFile.34〜36「10代・男性・野球」
この事例の野球の手の爪について、3人のネイルトレーナーがそれぞれの立場から考察しています。爪の見方を多角的に学んで、爪の見立ての精度を上げ、カウンセリングに活かしましょう。
監修者・執筆者
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『爪ストレスをゼロに…』
自爪を健康に導くエキスパートとして、一人ひとりのお悩みを丁寧にヒアリングし、選手に寄り添い、指先のベストを育て上げるカウンセリング力とサポート力に定評あり。
関東を中心に、ランナー、野球、バドミントンなど様々な競技のプロ選手や学生、一般の方の爪のサポート。
2021年の活動では、パラリンピック日本代表車椅子バスケの選手を担当など。その他、オンライン講座などで爪講座の専門家としても活動中。
・アスリートネイル協会 認定アドバイザー
・アスリートネイル協会 認定ネイルトレーナー
・スポーツシューフィッターアドバンス
・JNEC ネイリスト検定1級
・JNA ジェル検定上級
・ネイルサロン 衛生管理士
・巻き爪矯正 B/S ブレイス QUICK
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