野球投手|爪は指先ギリギリにしたほうが良い理由|爪の見立てFile.36
写真から「なぜ、その爪の状態になったのか?」をスポーツ、健康、爪の機能の視点から考察して原因を分析し、カウンセリングと施術に活かす爪の見立て。
爪を観察すると、体に起きてる状況と変化が分かります。
同じ爪のトラブルを繰り返さない予防の観点からも、原因を考えることはとても大切です。
このページの内容
爪の見立て事例|10代・男性・野球投手
今回は、10代・男性の野球投手の手の爪を、アスリートネイルトレーナー 西村静香の見立てで紹介します。
ネイルケア施術前の爪の様子
ご来店された時は、下の写真のような手の爪の状態でした。
現状の爪の状態を知り、どうしてこのような爪になったのか?、またこの爪の状態を放っておくとどうなるのか?
そして、爪の状態を良くしていく具体的な方法について、爪の原因分析とネイルケアの提案をセットにして紹介します。
西村静香の爪の見立て(原因分析)と提案
いつもご覧くださりありがとうございます!tsumeplus 西村です。
指先の皮膚が薄くなり、血豆の新鮮な血が見えますね。
何度も同じ場所を使って皮膚がめくれてしまっています。
よく見ると、爪は上手に整えられているように見えますが、ちょうど山の頂上になっている爪の先端と指先が、ボールを投げる時の圧で挟まれたような状況になってしまい、血豆になっています。
もしかしたら以前はもう少し長さがあったのかもしれませんが、今は短くなっていますね。
爪の切り口は滑らかで上手に整えていると思いますが、指より爪が短くなってしまうとヤスリも使いづらいです。
長ければいい。のではなく指先を守るために指ギリギリの長さに育てたいですね。
爪が短いとボールを投げる最後の瞬間に、爪に皮膚が盛り上がり食い込みます。
指ギリギリに整えると、ボールを投げる時に挟まれる状況は同じでも、皮膚に食い込まなくなるので指の当たる場所が変わります。
皮膚に食い込まないと、血豆が少し減る、または場所が変わります。
保湿が爪の補強に繋がる
爪を育てる時のポイントは、、、!
「もうしつこいよ!」
と言われそうですが「保湿」です。
「暑いから保湿しなくてもいいでしょ。」と思う方もいるかもしれませんが、汗をかくと汗に含まれた成分から乾燥を引き起こします。
汗によるかぶれや痒みなど経験したことありますよね?
手も指先も同じです。
練習が終わったら綺麗に手を洗いネイルオイルでしっかり保湿しましょう!
保湿を習慣付け、自分のちょうど良い爪の長さを見つけてくださいね。
アスリートネイルトレーナーのネイルケアを受けて、爪周りの硬くなった皮膚をケアし、割れにくい長さ、形、指先の皮膚も健康な状態を作りましょう!
柔らかい指先で力強いボールを投げてくださいね!
応援しています!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、西村静香の爪の見立てで10代・男性の野球投手の手の爪を詳しく見てきました。
西村静香の爪の原因分析からネイルケアの提案をまとめると、次のようになります。
①現状の爪の状態
- 爪が指より短くなっている
- 指先に血豆
- 血豆の周りの皮膚がめくれている
②爪の見立て(原因分析)
- ヤスリを使って爪の長さを整えているが少し短いため血豆ができた
- 折れたり、爪のトラブルから爪を短くしている
- 爪の両端の皮膚が硬くなり圧迫している
③爪のケア方法の提案
- 短めが好きだと思いますが、ほんの少し爪を長く調節する
- アスリートネイルトレーナーのネイルケアを受け、硬い角質を取り除く
自宅で1分の保湿ケア習慣で強い爪に!
「EMUCARE(エミュケア) 肌爪オイル」は、スポーツ選手やアスレチックトレーナーがクールダウンのマッサージで愛用するエミューオイルをベースに作られた、健康スポーツ専用の肌爪オイルです。
爪だけでなく、皮膚も含めた指先全体を整えるので、ホームコンディショニングにおすすめです
アスリートネイルトレーナーが爪のお悩みをカウンセリングします
今回は写真から「なぜ、その爪の状態になったのか?」をスポーツ、健康、爪の機能の視点から考察して原因を分析して、10代・男性・野球の手の爪のネイルケアを紹介しました。
スポーツや健康視点で爪の機能性を発揮させることを考えると、おしゃれのネイルのように、ツヤツヤでキレイにしない理由が、ここにあります。
スポーツや健康面で「自分の爪の場合はどのようにしたらいいのか?」と爪でお悩みの方は、ぜひ下のボタンからご相談ください。
今回は写真から分かる情報でのネイルケアの方法でしたが、実際にアスリートネイルトレーナーがあなたの爪を見て、触って、丁寧にカウンセリングし、よりあなたに合った爪のお手入れをアドバイスさせていただきます。
今回紹介した爪を事例に、爪の専門家の別のネイルトレーナーが見立てた記事もあわせてよく読まれています。
爪の見立てFile.34〜36「10代・男性・野球」
この事例の野球の手の爪について、3人のネイルトレーナーがそれぞれの立場から考察しています。爪の見方を多角的に学んで、爪の見立ての精度を上げ、カウンセリングに活かしましょう。
監修者・執筆者
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アスリートネイルトレーナーになってから、1番印象に残っているのは、当時爪割れに悩んでいた高校3年生野球部のピッチャーの男の子。爪のケアを続けていく内に「自己最速記録を投げることができた!」と報告してくれました。
しかしそれと同時に『もう少し早く知っていれば』との声を受け、もっといろんな方の力になりたいと決意し今に至ります。
その方に合ったケアを提供できるよう日々勉強を続け、技術、知識を更新しています。
爪のことは私にお任せください。
・アスリートネイル協会 認定アドバイザー
・アスリートネイル協会 認定ネイルトレーナー
・JNEC ネイリスト検定 1級
・JNA ジェルネイル検定 上級
・幼稚園教諭・保育士
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