野球投手|中指の横にできる血豆は仕方ない!?|爪の見立てFile.31
写真から「なぜ、その爪の状態になったのか?」をスポーツ、健康、爪の機能の視点から考察して原因を分析し、カウンセリングと施術に活かす爪の見立て。
爪を観察すると、体に起きてる状況と変化が分かります。
同じ爪のトラブルを繰り返さない予防の観点からも、原因を考えることはとても大切です。
このページの内容
爪の見立て事例|10代・男性・野球投手
今回は、10代・男性の野球投手の手の爪を、アスリートネイルトレーナー 木村春香の見立てで紹介します。
ネイルケア施術前の爪の様子
ご来店された時は、下の写真のような手の爪の状態でした。
現状の爪の状態を知り、どうしてこのような爪になったのか?、またこの爪の状態を放っておくとどうなるのか?
そして、爪の状態を良くしていく具体的な方法について、爪の原因分析とネイルケアの提案をセットにして紹介します。
木村春香の爪の見立て(原因分析)と提案
こんにちは!人の爪から動物の爪まで気になる、tsumeplus 木村です。
ほとんどの動物に爪があります。
鳥は枝にとまったり獲物をとったりするためのためだったり、ナマケモノは木にぶら下がるためだったり、牛は体を支えるためのものだったり。
人の爪にも、それぞれ大事な役割があるから爪があるんです。
その大事な役割をしっかりと行えるように普段からコンディションを整えてあげることが大事です。
野球選手の爪の亀裂と血豆
本日は、野球選手の爪です。
爪に亀裂が入っていて、横に血豆もできています。
野球の投手でよく中指でこのようなケースでご相談いただきます。
血豆ができるということは、そこに圧が加わっているということ。
頑張っているからこそできるのですが、この写真では爪にも亀裂が入っています。
もし、これが亀裂も起こさず、力を受け止めることができたら。。。
きっと血豆になっている箇所への圧力も弱まる可能性が高くなると思います。
今回のケースの場合、私が選手にご提案するとしたら、爪の補強を一度してみませんか?と提案させていただきます
ただ、補強するものは、どうしても人工的なものを使います。
ネイルテープなのか、爪補強コートなのか、ジェルなのか‥。たくさんの選択肢があります。
そのことについて、それぞれのメリットやデメリットをしっかりとお伝えをして、どうしたいかは選手自身に決めていただくことが必須だと思っています。
爪の補強は、使うことでメリットは多いと思います。
ですが、それを管理するのは選手自身です。
その場限りのメリットではなくて、今後に繋がるサポートが大事です。
ネイルトレーナーは、選手との丁寧なカウンセリングをしっかりと行い、どの部分をどうしたいのか、もっとこうなると改善に近づくかもと一人一人カスタマイズして見立てし、怪我やトラブルの予防に繋がるようアドバイスや施術を行います。
答えはもしかたら1つではないかもしれません。
施術の方法もその選手によりあったものをご提供できるよう選手と一緒に良い方向に向かって進めるように探ってブラッシュアップしていくよう心がけています。
私も、普段、選手と
「こういう風にしたくて(目標イメージを伝える)今回は、こんな施術(その時行った施術内容)を行いました。明日練習をしてみて、快適になったか・違和感はないかなど、どう感じたかどんなことでもよいのでぜひ教えてください!」
とお声がけをし、その選手と連携をとることを大事にしています。
毎回、毎回、似たように見えても同じ状態ではないのでほんの些細な変化もネイルトレーナーが見落とさず、サポートできるよう努めています。
長く競技に集中できために!
勝ちにつなげるために!
一時的な対処ではなく、安心して任せられる相談先をぜひ見つけてくださいね!
まずは、爪から見直してみよう!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、木村春香の爪の見立てで10代・男性の野球投手の手の爪を詳しく見てきました。
木村春香の爪の原因分析からネイルケアの提案をまとめると、次のようになります。
①現状の爪の状態
- 亀裂
- 指の横に血豆
②爪の見立て(原因分析)
- 爪が投球の力に耐えられない
③爪のケア方法の提案
- 爪の強度を上げる
自宅で1分の保湿ケア習慣で強い爪に!
「EMUCARE(エミュケア) 肌爪オイル」は、スポーツ選手やアスレチックトレーナーがクールダウンのマッサージで愛用するエミューオイルをベースに作られた、健康スポーツ専用の肌爪オイルです。
爪だけでなく、皮膚も含めた指先全体を整えるので、ホームコンディショニングにおすすめです
アスリートネイルトレーナーが爪のお悩みをカウンセリングします
今回は写真から「なぜ、その爪の状態になったのか?」をスポーツ、健康、爪の機能の視点から考察して原因を分析して、10代・男性・野球の手の爪のネイルケアを紹介しました。
スポーツや健康視点で爪の機能性を発揮させることを考えると、おしゃれのネイルのように、ツヤツヤでキレイにしない理由が、ここにあります。
スポーツや健康面で「自分の爪の場合はどのようにしたらいいのか?」と爪でお悩みの方は、ぜひ下のボタンからご相談ください。
今回は写真から分かる情報でのネイルケアの方法でしたが、実際にアスリートネイルトレーナーがあなたの爪を見て、触って、丁寧にカウンセリングし、よりあなたに合った爪のお手入れをアドバイスさせていただきます。
今回紹介した爪を事例に、爪の専門家の別のネイルトレーナーが見立てた記事もあわせてよく読まれています。
爪の見立てFile.31〜33「10代・男性・野球」
この事例の野球の手の爪について、3人のネイルトレーナーがそれぞれの立場から考察しています。爪の見方を多角的に学んで、爪の見立ての精度を上げ、カウンセリングに活かしましょう。
監修者・執筆者
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『爪ストレスをゼロに…』
自爪を健康に導くエキスパートとして、一人ひとりのお悩みを丁寧にヒアリングし、選手に寄り添い、指先のベストを育て上げるカウンセリング力とサポート力に定評あり。
関東を中心に、ランナー、野球、バドミントンなど様々な競技のプロ選手や学生、一般の方の爪のサポート。
2021年の活動では、パラリンピック日本代表車椅子バスケの選手を担当など。その他、オンライン講座などで爪講座の専門家としても活動中。
・アスリートネイル協会 認定アドバイザー
・アスリートネイル協会 認定ネイルトレーナー
・スポーツシューフィッターアドバンス
・JNEC ネイリスト検定1級
・JNA ジェル検定上級
・ネイルサロン 衛生管理士
・巻き爪矯正 B/S ブレイス QUICK
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