野球投手|保湿だけで爪のトラブルを防ぐ|爪の見立てFile.33
写真から「なぜ、その爪の状態になったのか?」をスポーツ、健康、爪の機能の視点から考察して原因を分析し、カウンセリングと施術に活かす爪の見立て。
爪を観察すると、体に起きてる状況と変化が分かります。
同じ爪のトラブルを繰り返さない予防の観点からも、原因を考えることはとても大切です。
このページの内容
爪の見立て事例|10代・男性・野球投手
今回は、10代・男性の野球投手の手の爪を、アスリートネイルトレーナー 西村静香の見立てで紹介します。
ネイルケア施術前の爪の様子
ご来店された時は、下の写真のような手の爪の状態でした。
現状の爪の状態を知り、どうしてこのような爪になったのか?、またこの爪の状態を放っておくとどうなるのか?
そして、爪の状態を良くしていく具体的な方法について、爪の原因分析とネイルケアの提案をセットにして紹介します。
西村静香の爪の見立て(原因分析)と提案
写真を見て考える爪の見立て!tsumeplus 西村です。
野球投手の爪の写真です。
野球の投手の爪で相談が多いのが、人差し指と中指
人差し指、中指はご相談が多いです。
それだけピッチャーの投げるボールは爪に負担がかかっているのですね。
皆さんは「どうやって割れたのかな?」って想像できましたか?
妄想して「なぜ割れたのか?」って考えるのが爪の見立てです。
「こうすれば応急処置できるかな?」まで考えることができたら最高です。
私の妄想を披露しますね。
人差し指側の面に血豆ができています。
ボールを投げるときに使っている部分なんだと思います。
爪の横にあるはずのライン(皮膚)が崩壊しています。
こうなると爪の伸びる方向がどんどん広がってしまい、爪が横に広がるともっと爪が割れることになります。
爪が指に乗っていない状態だと爪はうまく力を出せなくなってしまいます。
ひどい乾燥状態ではないですが、よく使っている部分は皮膚が守ろうとして硬くなってしまいます。
皆さんにもペンダコがあると思うのですが、ずっと負担がかかっているところが硬くなっていませんか?
硬いままだと、擦れたりすると切れたり、爪を押して横からの圧に耐えられず爪に亀裂ができてしまいます。
柔らかかったらどうでしょうか?
皮膚が反発せずに爪に当たったら、亀裂はしないかもしれません。
乾燥するといいことが一つもありませんね。
保湿するだけで爪の割れが防げるなら。。。と思いませんか?
なんでもいいわけではなく、爪には爪専用のオイルを使うのが一番良いので実践しましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、西村静香の爪の見立てで10代・男性の野球投手の手の爪を詳しく見てきました。
西村静香の爪の原因分析からネイルケアの提案をまとめると、次のようになります。
①現状の爪の状態
- 人差し指側に亀裂
- 血豆
②爪の見立て(原因分析)
- 人差し指側の指の面にボールが当たり、爪と皮膚が挟まって血豆ができた
- 横から当たって爪に負担がかかっている
③爪のケア方法の提案
- 日常の保湿ケア
- 皮膚の硬くなった部分をヤスリでケアする
自宅で1分の保湿ケア習慣で強い爪に!
「EMUCARE(エミュケア) 肌爪オイル」は、スポーツ選手やアスレチックトレーナーがクールダウンのマッサージで愛用するエミューオイルをベースに作られた、健康スポーツ専用の肌爪オイルです。
爪だけでなく、皮膚も含めた指先全体を整えるので、ホームコンディショニングにおすすめです
アスリートネイルトレーナーが爪のお悩みをカウンセリングします
今回は写真から「なぜ、その爪の状態になったのか?」をスポーツ、健康、爪の機能の視点から考察して原因を分析して、10代・男性・野球の手の爪のネイルケアを紹介しました。
スポーツや健康視点で爪の機能性を発揮させることを考えると、おしゃれのネイルのように、ツヤツヤでキレイにしない理由が、ここにあります。
スポーツや健康面で「自分の爪の場合はどのようにしたらいいのか?」と爪でお悩みの方は、ぜひ下のボタンからご相談ください。
今回は写真から分かる情報でのネイルケアの方法でしたが、実際にアスリートネイルトレーナーがあなたの爪を見て、触って、丁寧にカウンセリングし、よりあなたに合った爪のお手入れをアドバイスさせていただきます。
今回紹介した爪を事例に、爪の専門家の別のネイルトレーナーが見立てた記事もあわせてよく読まれています。
爪の見立てFile.31〜33「10代・男性・野球」
この事例の野球の手の爪について、3人のネイルトレーナーがそれぞれの立場から考察しています。爪の見方を多角的に学んで、爪の見立ての精度を上げ、カウンセリングに活かしましょう。
監修者・執筆者
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アスリートネイルトレーナーになってから、1番印象に残っているのは、当時爪割れに悩んでいた高校3年生野球部のピッチャーの男の子。爪のケアを続けていく内に「自己最速記録を投げることができた!」と報告してくれました。
しかしそれと同時に『もう少し早く知っていれば』との声を受け、もっといろんな方の力になりたいと決意し今に至ります。
その方に合ったケアを提供できるよう日々勉強を続け、技術、知識を更新しています。
爪のことは私にお任せください。
・アスリートネイル協会 認定アドバイザー
・アスリートネイル協会 認定ネイルトレーナー
・JNEC ネイリスト検定 1級
・JNA ジェルネイル検定 上級
・幼稚園教諭・保育士
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