爪を道具の代わりに!その考えをチェンジ|爪の見立てFile.25
写真から「なぜ、その爪の状態になったのか?」をスポーツ、健康、爪の機能の視点から考察して原因を分析し、カウンセリングと施術に活かす爪の見立て。
爪を観察すると、体に起きてる状況と変化が分かります。
同じ爪のトラブルを繰り返さない予防の観点からも、原因を考えることはとても大切です。
このページの内容
爪の見立て事例|40代・女性・主婦
今回は、40代・女性の主婦の手の爪を、アスリートネイルトレーナー 木村春香の見立てで紹介します。
ネイルケア施術前の爪の様子
ご来店された時は、下の写真のような手の爪の状態でした。
現状の爪の状態を知り、どうしてこのような爪になったのか?、またこの爪の状態を放っておくとどうなるのか?
そして、爪の状態を良くしていく具体的な方法について、爪の原因分析とネイルケアの提案をセットにして紹介します。
木村春香の爪の見立て(原因分析)と提案
こんにちは!
人の爪から動物の爪まで気になる、tsumeplus 木村です。
ほとんどの動物に爪があります。
鳥は枝にとまったり獲物をとったりするためのためだったり、ナマケモノは木にぶら下がるためだったり、牛は体を支えるためのものだったり。。
人の爪にも、それぞれ大事な役割があるから爪があるんです。
その大事な役割をしっかりと行えるように普段からコンディションを整えてあげることが大事です。
今回の見立ては、40代主婦の方の手の爪です。
まず初めに気になる所は、かなり爪周りが乾燥している点。
爪の縦筋も目立ちますね。
爪の縦筋は、乾燥のサインとなります。
爪の水分量が少なくなるとこのサインが現れます。
掃除、洗濯、買い物、炊事…手を酷使するたくさんの家事あります。
食器などの洗い物には気を使われたりなさる方も多いですが、私が、特に爪が痛むな…と思う家事が、洗濯。
洗ったものを干す時は、濡れた物をさわり、油分が手から奪われ蒸発し…乾いたものを畳む時も布に油分が奪われ蒸発し…。
実は、結構な爪ストレスがかかります。
何気ない家事が実はとても負担になっていたりします。
ご面倒だと思いますが、ぜひ一息ついた時は保湿をして指を爪を労ってあげてくださいね。
そして、もう一つ気になる所は、爪は長く整えていらっしゃるのですが、爪のピンクの部分が短いこと。
シールを爪で剥がしたり、段ボールを爪で剥がしたり、このように爪を道具代わりに使っていると、爪と皮膚が剥離してしまう状態になりやすいです。
いちいち道具使うのは面倒だな…と思わず、どんどん道具に頼ってみてくださいね。
このちょっとした気遣いが、爪と皮膚がくっついたピンクの部分を育てる第一歩となります。
「爪を道具にしない」
ぜひ心がけてみてくださいね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、木村春香の爪の見立てで40代・女性の主婦の手の爪を詳しく見てきました。
木村春香の爪の原因分析からネイルケアの提案をまとめると、次のようになります。
①現状の爪の状態
- 乾燥
- 爪の縦筋が目立つ
②爪の見立て(原因分析)
- 爪を道具として使ってしまう
- 保湿不足
③爪のケア方法の提案
- 道具で代用できる行動は、道具を使いなるべく爪に負担をかけない
- 保湿を心がけることで、ささくれ予防になる
自宅で1分の保湿ケア習慣で強い爪に!
「EMUCARE(エミュケア) 肌爪オイル」は、スポーツ選手やアスレチックトレーナーがクールダウンのマッサージで愛用するエミューオイルをベースに作られた、健康スポーツ専用の肌爪オイルです。
爪だけでなく、皮膚も含めた指先全体を整えるので、ホームコンディショニングにおすすめです
アスリートネイルトレーナーが爪のお悩みをカウンセリングします
今回は写真から「なぜ、その爪の状態になったのか?」をスポーツ、健康、爪の機能の視点から考察して原因を分析して、40代・女性・主婦の手の爪のネイルケアを紹介しました。
スポーツや健康視点で爪の機能性を発揮させることを考えると、おしゃれのネイルのように、ツヤツヤでキレイにしない理由が、ここにあります。
スポーツや健康面で「自分の爪の場合はどのようにしたらいいのか?」と爪でお悩みの方は、ぜひ下のボタンからご相談ください。
今回は写真から分かる情報でのネイルケアの方法でしたが、実際にアスリートネイルトレーナーがあなたの爪を見て、触って、丁寧にカウンセリングし、よりあなたに合った爪のお手入れをアドバイスさせていただきます。
今回紹介した爪を事例に、爪の専門家の別のネイルトレーナーが見立てた記事もあわせてよく読まれています。
爪の見立てFile.25〜27「40代・女性・主婦」
この事例の主婦の手の爪について、3人のネイルトレーナーがそれぞれの立場から考察しています。爪の見方を多角的に学んで、爪の見立ての精度を上げ、カウンセリングに活かしましょう。
監修者・執筆者
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『爪ストレスをゼロに…』
自爪を健康に導くエキスパートとして、一人ひとりのお悩みを丁寧にヒアリングし、選手に寄り添い、指先のベストを育て上げるカウンセリング力とサポート力に定評あり。
関東を中心に、ランナー、野球、バドミントンなど様々な競技のプロ選手や学生、一般の方の爪のサポート。
2021年の活動では、パラリンピック日本代表車椅子バスケの選手を担当など。その他、オンライン講座などで爪講座の専門家としても活動中。
・アスリートネイル協会 認定アドバイザー
・アスリートネイル協会 認定ネイルトレーナー
・スポーツシューフィッターアドバンス
・JNEC ネイリスト検定1級
・JNA ジェル検定上級
・ネイルサロン 衛生管理士
・巻き爪矯正 B/S ブレイス QUICK
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