ランニング|伸びたから切るからこだわって整えるへ|爪の見立てFile.19
写真から「なぜ、その爪の状態になったのか?」をスポーツ、健康、爪の機能の視点から考察して原因を分析し、カウンセリングと施術に活かす爪の見立て。
爪を観察すると、体に起きてる状況と変化が分かります。
同じ爪のトラブルを繰り返さない予防の観点からも、原因を考えることはとても大切です。
このページの内容
爪の見立て事例|40代・男性・ランナー
今回は、40代・男性のランナーの足爪を、アスリートネイルトレーナー 木村春香の見立てで紹介します。
ネイルケア施術前の爪の様子
ご来店された時は、下の写真のような足爪の状態でした。
現状の爪の状態を知り、どうしてこのような爪になったのか?、またこの爪の状態を放っておくとどうなるのか?
そして、爪の状態を良くしていく具体的な方法について、爪の原因分析とネイルケアの提案をセットにして紹介します。
木村春香の爪の見立て(原因分析)と提案
カーブが少ない大きな親指の爪と第2趾が当たるため、自身で爪切りでカットしていますが、切り過ぎてしまっていてどんどん奥に短くなってしまい深爪になってしまっている様子。
そのせいか、爪がないので指先に負担がかかっているようで指先が赤くなっています。
もう少しサイドを伸ばすようにしてしっかりとしたプレートを目指してもらいたいですね。
第二趾から五趾が指が下を向いて爪が地面と縦になってしまっています。
こういうタイプの爪は、靴に擦れて摩擦が起きてしまい特に乾燥が激しくなると思います。
指の腹をもっと使えるように足指を動かす運動をして筋力アップを心がけたり、屈曲してしまっている関節を手で伸ばすようなストレッチをしてみるのも良いかもしれません。
そして、靴の選び方もしっかりと行い、履き方も前方方向に片寄らないよう、踵にしっかり合わせて紐で固定する履き方をちゃんと毎回行って足を守ってくださいね。
加えて、親指を見ると縦に伸びている白い線があります。
現状、既に亀裂してしまっているのか、筋が入っているかどうかも気になるポイントです。
このような筋は、乾燥してしまうと亀裂になってどんどん奥に裂けてしまいやすいので要注意です。
このような点から全体的に保湿が足りないので所々に欠けていそうなのも見受けられます。
まずはセルフケアとしてこまめな保湿をすることと爪切りではなくヤスリを使っていただくと良いですね!
そして、爪の長さは、少しでも長いとトラブルに繋がりそうなので、常にベストな長さ、形などをキープするのが大事だと思います。
どう整えたら良いのかネイルトレーナーに是非ご相談ください。
難しいようでしたらぜひネイルトレーナーによるケアをこまめに受けていただくことをおススメいたします(1ヶ月に一度とかだと爪が伸びすぎてしまう危険があるため)
五本指ソックスも隣の指との干渉を防ぐのに有効だと思いますので是非お試しください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、木村春香の爪の見立てで40代・男性のランナーの足爪を詳しく見てきました。
木村春香の爪の原因分析からネイルケアの提案をまとめると、次のようになります。
①現状の爪の状態
- 乾燥している
- 縦に白い線
- 親指の先が赤い
②爪の見立て(原因分析)
- 割れやすい
- 第2趾に当たるためどんどんカットして深爪に
- 指先が下を向いているために起こりやすい
③爪のケア方法の提案
- 保湿
- 指が干渉しているのでネイルトレーナーによる爪切りと爪ケア
- 靴の履き方の見直し
自宅で1分の保湿ケア習慣で強い爪に!
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爪だけでなく、皮膚も含めた指先全体を整えるので、ホームコンディショニングにおすすめです
アスリートネイルトレーナーが爪のお悩みをカウンセリングします
今回は写真から「なぜ、その爪の状態になったのか?」をスポーツ、健康、爪の機能の視点から考察して原因を分析して、40代・男性のランナーの足爪のネイルケアを紹介しました。
スポーツや健康視点で爪の機能性を発揮させることを考えると、おしゃれのネイルのように、ツヤツヤでキレイにしない理由が、ここにあります。
スポーツや健康面で「自分の爪の場合はどのようにしたらいいのか?」と爪でお悩みの方は、ぜひ下のボタンからご相談ください。
今回は写真から分かる情報でのネイルケアの方法でしたが、実際にアスリートネイルトレーナーがあなたの爪を見て、触って、丁寧にカウンセリングし、よりあなたに合った爪のお手入れをアドバイスさせていただきます。
今回紹介した爪を事例に、他の専門家が見立てた記事もあわせてよく読まれています。
爪の見立てFile.19〜21「40代・男性・ランナー」
ランニングで負担がかかるこの事例の足爪について、3人のネイルトレーナーがそれぞれの立場から考察しています。
監修者・執筆者
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『爪ストレスをゼロに…』
自爪を健康に導くエキスパートとして、一人ひとりのお悩みを丁寧にヒアリングし、選手に寄り添い、指先のベストを育て上げるカウンセリング力とサポート力に定評あり。
関東を中心に、ランナー、野球、バドミントンなど様々な競技のプロ選手や学生、一般の方の爪のサポート。
2021年の活動では、パラリンピック日本代表車椅子バスケの選手を担当など。その他、オンライン講座などで爪講座の専門家としても活動中。
・アスリートネイル協会 認定アドバイザー
・アスリートネイル協会 認定ネイルトレーナー
・スポーツシューフィッターアドバンス
・JNEC ネイリスト検定1級
・JNA ジェル検定上級
・ネイルサロン 衛生管理士
・巻き爪矯正 B/S ブレイス QUICK
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