サッカー|爪を触ると怪我予防になるってホント!?|爪の見立てFile.08
このページの内容
爪の見立て事例|10代・男性・サッカーする人
大塚裕司が考える爪の見立て(原因分析)
写真から「なぜ、その爪の状態になったのか?」をスポーツ、健康、爪の機能の視点から考察して原因を分析し、カウンセリングと施術に活かす爪の見立て。
今回は、10代・男性のサッカーをされている方の足爪を、アスリートネイルトレーナー 大塚裕司の見立てで紹介します。
ネイルケア施術前の写真
右足の親指の爪が、下の写真のような状態になっています。
①現状の爪の状態
- 山型の爪
- 淡い緑色の爪
- おじぎをした爪の形
②爪の見立て(原因分析)
- 誤った爪切りの習慣
- シューズ内の蒸れ
- シューズと爪の靴あたり
③爪のケア方法の提案
- 爪切り後に爪を触って確認
- 汗かいたら靴下の着替えをする
- 5本指ソックスで怪我予防
大塚裕司が爪の見立てを詳しく解説します
大きく気になるポイントが2点。
①爪の切り方が山型になっている点
②爪がうっすら淡い緑色に見えてる点
①の爪切りでは、切り終わった後に、手の指で爪を触って角張ったところがないかを確かめることが大切です。
触った感触が尖っていたりザラザラしてたら、いろんな爪トラブルのきっかけになります。
爪やすりを使って滑らかにならしましょう!
こうするだけで爪の怪我リスクはぐんと減りますよ。
サッカーは蹴球と言われるほど、足に負担がかかるスポーツです。
写真の例の場合は、爪がスパイク内部に当たることで、爪欠けが爪割れに発展し、痛みを伴ってパフォーマンスの低下に繋がります。
足の爪は切りにくいのでパチンパチンと1本の指に数カットのみで終わらせがちになりますが、気をつけたいですね。
また右人差し指と中指に靴あたりの形跡があることと、爪の形がおじぎをしていることから、やはり指の先端が当たっていると伺えます。
山型の爪切りは、プレー中に隣の指に当たりいずれ傷つける危険があります。特に薬指の上に中指が乗りかかってます。
まだ10代ですが成長に合わせてケアしたいポイントです。
②の爪の色では、サッカーのスパイク内で蒸れが起きている可能性あり
顔や体の汗はよく拭きますが、足指まではなかなか意識が向かないもの。
練習のの途中で替えの靴下に履き替えるだけでも、足指にはとても良い習慣になりますよ!
正しい爪切りと合わせて、5本指ソックスを履くと発汗をソックスが吸収して、爪あたりや蒸れの予防にも繋がります。
また変色の理由が、爪と皮膚の隙間にゴミが入ってるならまだ良いのですが、本当に緑色なら緑膿菌の感染が疑われるのでまずは医者にかかりましょう。
ネイルケア施術後の写真
ネイルケア施術後は、下の写真のようになりました。
自宅で1分の保湿ケア習慣で強い爪に!
「EMUCARE(エミュケア) 肌爪オイル」は、スポーツ選手やアスレチックトレーナーがクールダウンのマッサージで愛用するエミューオイルをベースに作られた、健康スポーツ専用の肌爪オイルです。
爪だけでなく、皮膚も含めた指先全体を整えるので、ホームコンディショニングにおすすめです
美容と違い、スポーツや健康視点でのネイルケア
おしゃれのネイルのように、ツヤツヤでキレイにしないのには理由があります。
今回は「爪の見立て」の紹介なのでここまでですが、もっと詳しく知りたい方は、tsumeplusにお問合せくださいませ。
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爪の見立てFile.07〜09「10代・男性・サッカー」
サッカーで負担がかかるこの事例の足爪について、3人のネイルトレーナーがそれぞれの立場から考察しています。
監修者・執筆者
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マラソンで自身の膝トラブルの原因が爪にあることに気付き、爪に深い興味を抱く。
その後、3万の爪をケアしてきたネイルサロンオーナーを経て「爪と身体の関係」を研究。TOKYO2020オリンピックパラリンピック選手村でネイルケアを提供する。「爪と運動力学」を視点に独自の分析理論を持ち、国立大学と共同研究、元日本代表選手のサポート、メディアや講演等に出演し爪の重要性を啓発する。
・アスリートネイル協会 認定アドバイザー
・アスリートネイル協会 認定ネイルトレーナー
・爪切り指導士
・熱中症対策アドバイザー
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