巻き方で わかる体の 使い方|爪の見立てFile.70
写真から「なぜ、その爪の状態になったのか?」をスポーツ、健康、爪の機能の視点から考察して原因を分析し、カウンセリングと施術に活かす爪の見立て。
爪を観察すると、体に起きてる状況と変化が分かります。
同じ爪のトラブルを繰り返さない予防の観点からも、原因を考えることはとても大切です。
このページの内容
爪の見立て事例|50代・女性・スポーツされていない方
今回は、50代・女性・スポーツされていない方の足の爪を、アスリートネイルトレーナー 木村春香の見立てで紹介します。
ネイルケア施術前の爪の様子
ご来店された時は、下の写真のような足の爪の状態でした。
現状の爪の状態を知り、どうしてこのような爪になったのか?、またこの爪の状態を放っておくとどうなるのか?
そして、爪の状態を良くしていく具体的な方法について、爪の原因分析とネイルケアの提案をセットにして紹介します。
木村春香の爪の見立て(原因分析)と提案
こんにちは!人の爪から動物の爪まで気になる、tsumeplus 木村 です。
50代の女性の爪です。親指が痛いとのことで来店されました。
写真だけで爪に起きた原因を探る爪の見立て!
爪を観察すると、体に起きてる状況と変化が分かります。
皆様は、この方の爪で気になるところはありますか?
私がまず気になるところは・・爪のカーブです。
2枚目の写真を見ると 親指、第二趾の爪のカーブはかなり巻いてしまっていますが、第三趾から外に向けてはだんだんとフラットになっています。
このことからわかるのは、外側に重心がかかってしまっていて、あまり親指側に力が入っていないのかと思います。
(O脚の方なども外側に重心をかけてしまうことが多いです)
そのため爪圧がしっかり働かないため、爪が巻いてきてしまいます。
巻き爪は、さまざまな要因で起こると言われていますが、こういった足の使い方でも起こってしまいます。
そして、第二趾の親指への干渉も気になるところです。
少し重なり合う指の影響がでているのかもしれませんね。
親指側に重心をかける指の使い方を意識してみることや第一趾や第二趾指が上手く動かせるように体操してみたりするのも良いかと思います。
また、写真の長さだと爪が適正な長さを超えてしまっていると思います。
爪の長さや切り方や保湿ケアなどのセルフケアを変えてみるだけで、スッキリとして健やかに過ごせるかもしれませんよ。
「長くなったから切る」から「いつも適正な長さに」を心がけてみてくださいね!
爪のことならネイルトレーナーにご相談ください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、木村春香の爪の見立てで50代・女性・スポーツされていない方の足の爪を詳しく見てきました。
木村春香の爪の原因分析からネイルケアの提案をまとめると、次のようになります。
①現状の爪の状態
- 親指に痛みがある
- 爪が長い
- 爪が巻いている
②爪の見立て(原因分析)
- 外側重心で親指が使えていない
- 第二趾の干渉
- 爪が長くて靴の中で靴にぶつかる
③爪のケア方法の提案
- 指の体操
- 爪の切り方の見直し
- 保湿ケア
自宅で1分の保湿ケア習慣で強い爪に!
「EMUCARE(エミュケア) 肌爪オイル」は、スポーツ選手やアスレチックトレーナーがクールダウンのマッサージで愛用するエミューオイルをベースに作られた、健康スポーツ専用の肌爪オイルです。
爪だけでなく、皮膚も含めた指先全体を整えるので、ホームコンディショニングにおすすめです
アスリートネイルトレーナーが爪のお悩みをカウンセリングします
今回は写真から「なぜ、その爪の状態になったのか?」をスポーツ、健康、爪の機能の視点から考察して原因を分析して、50代・女性・スポーツされていない方の足の爪のネイルケアを紹介しました。
スポーツや健康視点で爪の機能性を発揮させることを考えると、おしゃれのネイルのように、ツヤツヤでキレイにしない理由が、ここにあります。
スポーツや健康面で「自分の爪の場合はどのようにしたらいいのか?」と爪でお悩みの方は、ぜひ下のボタンからご相談ください。
今回は写真から分かる情報でのネイルケアの方法でしたが、実際にアスリートネイルトレーナーがあなたの爪を見て、触って、丁寧にカウンセリングし、よりあなたに合った爪のお手入れをアドバイスさせていただきます。
今回紹介した爪を事例に、爪の専門家の別のネイルトレーナーが見立てた記事もあわせてよく読まれています。
爪の見立てFile.70〜72「50代・女性・スポーツされていない方」
この事例の50代・女性・スポーツされていない方の足の爪について、3人のネイルトレーナーがそれぞれの立場から考察しています。爪の見方を多角的に学んで、爪の見立ての精度を上げ、カウンセリングに活かしましょう。
監修者・執筆者
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『爪ストレスをゼロに…』
自爪を健康に導くエキスパートとして、一人ひとりのお悩みを丁寧にヒアリングし、選手に寄り添い、指先のベストを育て上げるカウンセリング力とサポート力に定評あり。
関東を中心に、ランナー、野球、バドミントンなど様々な競技のプロ選手や学生、一般の方の爪のサポート。
2021年の活動では、パラリンピック日本代表車椅子バスケの選手を担当など。その他、オンライン講座などで爪講座の専門家としても活動中。
・アスリートネイル協会 認定アドバイザー
・アスリートネイル協会 認定ネイルトレーナー
・スポーツシューフィッターアドバンス
・JNEC ネイリスト検定1級
・JNA ジェル検定上級
・ネイルサロン 衛生管理士
・巻き爪矯正 B/S ブレイス QUICK
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