野球投手|投手の爪割れはコレで予防できます|爪の見立てFile.29
写真から「なぜ、その爪の状態になったのか?」をスポーツ、健康、爪の機能の視点から考察して原因を分析し、カウンセリングと施術に活かす爪の見立て。
爪を観察すると、体に起きてる状況と変化が分かります。
同じ爪のトラブルを繰り返さない予防の観点からも、原因を考えることはとても大切です。
このページの内容
爪の見立て事例|10代・男性・野球投手
今回は、10代・男性の野球投手の手の爪を、アスリートネイルトレーナー 大塚裕司の見立てで紹介します。
ネイルケア施術前の爪の様子
ご来店された時は、下の写真のような手の爪の状態でした。
現状の爪の状態を知り、どうしてこのような爪になったのか?、またこの爪の状態を放っておくとどうなるのか?
そして、爪の状態を良くしていく具体的な方法について、爪の原因分析とネイルケアの提案をセットにして紹介します。
大塚裕司の爪の見立て(原因分析)と提案
体の使い方と爪の関係を解き明かす、tsumeplus代表の大塚です
今日から3週連続で野球特集!
野球の投手に付き物とされている爪割れは、本当に付き物なのでしょうか?
3回に渡り、その都市伝説に挑みます!
野球視点で爪と体を深く掘り下げていきましょう!
野球をしていて、爪が割れないとは言い切れない。
投手は、本気の全力をぶつけ合う試合なので、やっぱり突発的なアクシデントはどうしても起こる。
だから、爪が割れないとは言い切れません。
しかし、爪が割れる確率を下げることはできる。…しかも大幅に!
爪割れの原因を知って、予防ケアを始めよう!
上の写真を見て、もう一度状態を確認してみよう。
人差し指の向かって左側に「爪割れ」が見られます。
また割れた爪の下には、「指先の皮のめくれ」が見られます。
今回は、この「指先の皮のめくれ」に注目しましょう。
どうして野球で指先の皮のめくれが起こったのか?
指先の皮のめくれは、投球動作のボールリリース時に、ボールが擦れて、爪や皮膚に負担がかかっている証拠です。
しかし、なぜ「投球リリース時にボールと爪の引っ掛かる」のか?
それは、、、
「爪が伸びているからに決まってます!」
…と思いがちですが、実はそれだけではありません。
では、一体なんでしょうか?
結論から言うと…、
「指先の手入れ不足によってボールが引っかかる隙間が生まれた」
…と見立てられます。
そして、ここが今回の一番のポイントです。
なぜ、指先のどんな手入れが足りなかったのか?
それは、爪の両端に溜まった角質が、爪と皮膚の間にボールが引っかかってしまう隙間を生んでしまったからです。
指先の皮のめくれを起こさない日常のケア
ともあれ、日々の練習ではどんなことに注意したらいいでしょうか?
できることは隙間をなくすための、爪と指先のケア。
それには、爪やすりと保湿が欠かせません!
一度、亀裂や割れが入った爪は、状態を悪化させないように、深い爪割れや剥離を抑える形に整えると良いです。
具体的には、投球に影響が出ない範囲でギリギリまで短い状態を保ち、少しでも良い状態で爪が伸びるように保湿ケアをしましょう。
もっと詳しく知りたい方は、ぜひネイルトレーナーに相談ください。
また一般的な話は置いておいて「僕の爪を見てほしい」という方は、tsumeplusにご相談くださいませ!
あなたに合った爪ケアをアドバイスします。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、大塚裕司の爪の見立てで10代・男性の野球投手の手の爪を詳しく見てきました。
大塚裕司の爪の原因分析からネイルケアの提案をまとめると、次のようになります。
①現状の爪の状態
- 爪割れ
- 指先の皮のめくれ
②爪の見立て(原因分析)
- 投球リリース時の引っ掛かり
- 爪の両端に溜まった角質
③爪のケア方法の提案
- 亀裂と剥離を抑える爪やすり方法
- 爪と指先の適切なケア
自宅で1分の保湿ケア習慣で強い爪に!
「EMUCARE(エミュケア) 肌爪オイル」は、スポーツ選手やアスレチックトレーナーがクールダウンのマッサージで愛用するエミューオイルをベースに作られた、健康スポーツ専用の肌爪オイルです。
爪だけでなく、皮膚も含めた指先全体を整えるので、ホームコンディショニングにおすすめです
アスリートネイルトレーナーが爪のお悩みをカウンセリングします
今回は写真から「なぜ、その爪の状態になったのか?」をスポーツ、健康、爪の機能の視点から考察して原因を分析して、10代・男性・野球の手の爪のネイルケアを紹介しました。
スポーツや健康視点で爪の機能性を発揮させることを考えると、おしゃれのネイルのように、ツヤツヤでキレイにしない理由が、ここにあります。
スポーツや健康面で「自分の爪の場合はどのようにしたらいいのか?」と爪でお悩みの方は、ぜひ下のボタンからご相談ください。
今回は写真から分かる情報でのネイルケアの方法でしたが、実際にアスリートネイルトレーナーがあなたの爪を見て、触って、丁寧にカウンセリングし、よりあなたに合った爪のお手入れをアドバイスさせていただきます。
今回紹介した爪を事例に、爪の専門家の別のネイルトレーナーが見立てた記事もあわせてよく読まれています。
爪の見立てFile.28〜30「10代・男性・野球」
この事例の野球の手の爪について、3人のネイルトレーナーがそれぞれの立場から考察しています。爪の見方を多角的に学んで、爪の見立ての精度を上げ、カウンセリングに活かしましょう。
監修者・執筆者
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マラソンで自身の膝トラブルの原因が爪にあることに気付き、爪に深い興味を抱く。
その後、3万の爪をケアしてきたネイルサロンオーナーを経て「爪と身体の関係」を研究。TOKYO2020オリンピックパラリンピック選手村でネイルケアを提供する。「爪と運動力学」を視点に独自の分析理論を持ち、国立大学と共同研究、元日本代表選手のサポート、メディアや講演等に出演し爪の重要性を啓発する。
・アスリートネイル協会 認定アドバイザー
・アスリートネイル協会 認定ネイルトレーナー
・爪切り指導士
・熱中症対策アドバイザー
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