いつとれる ヒヤヒヤしながら 過ごす日々|爪の見立てFile.46
写真から「なぜ、その爪の状態になったのか?」をスポーツ、健康、爪の機能の視点から考察して原因を分析し、カウンセリングと施術に活かす爪の見立て。
爪を観察すると、体に起きてる状況と変化が分かります。
同じ爪のトラブルを繰り返さない予防の観点からも、原因を考えることはとても大切です。
このページの内容
爪の見立て事例|30代・女性
今回は、30代・女性の足の爪を、アスリートネイルトレーナー 木村春香の見立てで紹介します。
ネイルケア施術前の爪の様子
ご来店された時は、下の写真のような足の爪の状態でした。
現状の爪の状態を知り、どうしてこのような爪になったのか?、またこの爪の状態を放っておくとどうなるのか?
そして、爪の状態を良くしていく具体的な方法について、爪の原因分析とネイルケアの提案をセットにして紹介します。
木村春香の爪の見立て(原因分析)と提案
人の爪から動物の爪まで気になるtsumeplus 木村です。
30代の女性の爪です。
写真だけで爪に起きた原因を探る爪の見立て !
爪を観察すると、体に起きてる状況と変化が分かります。
爪の真ん中付近から二重に爪が生えています。
きっとこの爪は2ヶ月から3ヶ月ほど前に、根元であるキューティクルエリアに何か損傷や圧迫を起こしてしまって、その影響で爪がちゃんと伸びることができず、その下に新しい爪が伸びてきた状態かと思います。
その後も爪周りの皮膚にしばらく炎症があったのか、爪の表面もボコボコしてしまっています。
この状態で注意する点は、2つあります。
まず、1つ目は引っかかりやすくて、思わぬ時に出血などのトラブルに繋がりやすいこと。
この長さまでなるのに爪取れちゃうかな。。危ないな。。とドキドキしながら我慢されてこられたんじゃないでしょうか?
痛みや腫れ、赤みがある時はケアは行えませんが、このような状態で日常生活をお過ごしになるのはストレスになってしまいますのでぜひもっと早い段階でぜひご相談いただければお役にたてるかと思います。
2つ目は、この上にのっかっている爪と下に生えてきている爪の間に隙間ができてしまっている点です。
隙間があると中に水分が入り込んでそこに菌が繁殖してしまうことがあることがあります。
気がついたら爪の色がおかしくなってきた…というようなこのような二次的トラブルを数多く見てきました。
今回は手で起こったケースですが、もし同じようなことが足に起きたら、靴の中の環境は高温多湿、菌が発生しやすい環境です。
菌は、角質が大好物なので増殖してしまう恐れがあります。
菌による爪の色の変化など異変を感じたら、ぜひお医者様に相談されてくださいね。
その他、医療行為以外の爪のことなら、ネイルトレーナーにぜひご相談ください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、木村春香の爪の見立てで30代・女性の足の爪を詳しく見てきました。
木村春香の爪の原因分析からネイルケアの提案をまとめると、次のようになります。
①現状の爪の状態
- 爪が二重になっている
- 表面がボコボコ
- 乾燥
②爪の見立て(原因分析)
- 数ヶ月前にキューティクルエリアに損傷があったのか
- いつ取れてもおかしくない
③爪のケア方法の提案
- ネイルトレーナーに相談
- 引っかかるなどあるようなら練習中は、テーピングで巻く
- 爪用保湿剤を使用して保湿
自宅で1分の保湿ケア習慣で強い爪に!
「EMUCARE(エミュケア) 肌爪オイル」は、スポーツ選手やアスレチックトレーナーがクールダウンのマッサージで愛用するエミューオイルをベースに作られた、健康スポーツ専用の肌爪オイルです。
爪だけでなく、皮膚も含めた指先全体を整えるので、ホームコンディショニングにおすすめです
アスリートネイルトレーナーが爪のお悩みをカウンセリングします
今回は写真から「なぜ、その爪の状態になったのか?」をスポーツ、健康、爪の機能の視点から考察して原因を分析して、30代・女性の足の爪のネイルケアを紹介しました。
スポーツや健康視点で爪の機能性を発揮させることを考えると、おしゃれのネイルのように、ツヤツヤでキレイにしない理由が、ここにあります。
スポーツや健康面で「自分の爪の場合はどのようにしたらいいのか?」と爪でお悩みの方は、ぜひ下のボタンからご相談ください。
今回は写真から分かる情報でのネイルケアの方法でしたが、実際にアスリートネイルトレーナーがあなたの爪を見て、触って、丁寧にカウンセリングし、よりあなたに合った爪のお手入れをアドバイスさせていただきます。
今回紹介した爪を事例に、爪の専門家の別のネイルトレーナーが見立てた記事もあわせてよく読まれています。
爪の見立てFile.46〜48「30代・女性」
この事例の足の爪について、3人のネイルトレーナーがそれぞれの立場から考察しています。爪の見方を多角的に学んで、爪の見立ての精度を上げ、カウンセリングに活かしましょう。
監修者・執筆者
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『爪ストレスをゼロに…』
自爪を健康に導くエキスパートとして、一人ひとりのお悩みを丁寧にヒアリングし、選手に寄り添い、指先のベストを育て上げるカウンセリング力とサポート力に定評あり。
関東を中心に、ランナー、野球、バドミントンなど様々な競技のプロ選手や学生、一般の方の爪のサポート。
2021年の活動では、パラリンピック日本代表車椅子バスケの選手を担当など。その他、オンライン講座などで爪講座の専門家としても活動中。
・アスリートネイル協会 認定アドバイザー
・アスリートネイル協会 認定ネイルトレーナー
・スポーツシューフィッターアドバンス
・JNEC ネイリスト検定1級
・JNA ジェル検定上級
・ネイルサロン 衛生管理士
・巻き爪矯正 B/S ブレイス QUICK
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