サッカー|痛いから切ったつもりが負のループに|爪の見立てFile.37
写真から「なぜ、その爪の状態になったのか?」をスポーツ、健康、爪の機能の視点から考察して原因を分析し、カウンセリングと施術に活かす爪の見立て。
爪を観察すると、体に起きてる状況と変化が分かります。
同じ爪のトラブルを繰り返さない予防の観点からも、原因を考えることはとても大切です。
このページの内容
爪の見立て事例|10代・男性・サッカー
今回は、10代・男性のサッカーの足の爪を、アスリートネイルトレーナー 木村春香の見立てで紹介します。
ネイルケア施術前の爪の様子
ご来店された時は、下の写真のような足の爪の状態でした。
現状の爪の状態を知り、どうしてこのような爪になったのか?、またこの爪の状態を放っておくとどうなるのか?
そして、爪の状態を良くしていく具体的な方法について、爪の原因分析とネイルケアの提案をセットにして紹介します。
木村春香の爪の見立て(原因分析)と提案
人の爪から動物の爪まで気になる、tsumeplus 木村です。
10代のサッカーをしている男性の爪です。
親指の爪の切り方が真っ直ぐではなく斜めにカットされています。
その部分よく見ると、皮膚に傷になった跡があります。
食い込んだ時に痛くて我慢できずに、そこを切ってしまったのかな。。と推測されます。
爪の切り方に注意しよう
爪切りを使ってカットすると、その部分が鋭利になってしまって、靴を履いて競技をするときや日常生活でも圧迫されて皮膚にあたり、気づかないうちに傷つけてしまうこともあります。
しかも、斜めにカットしてしまった為、深爪状態になり、今度はまた別の場所で爪が皮膚に食い込み痛くなってしまう危険性がでてきてしまいました。
切り落としてしまって痛いところがなければ痛くなくなるという対処法ではなく、なぜ爪があるのかを大事に考えて、爪の正しい機能性を高めてあげるように整えることが大事です。
爪が「あるべきところにない」ために、体の他の部分がその働きを補おうと代償運動を起こしています。
それが皮膚だけなのか、足全体なのか…
マイナスからゼロへ
ではなくゼロからプラスへ
爪の正しい知識をぜひ取り入れて、爪がストレスのポイントになるのではなく、爪の持つパワーを競技の力に変えていただけるように、これからは爪を大事に育ててあげてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、木村春香の爪の見立てで10代・男性のサッカーの足の爪を詳しく見てきました。
木村春香の爪の原因分析からネイルケアの提案をまとめると、次のようになります。
①現状の爪の状態
- 爪の形がおかしい
- 乾燥
- 深爪
②爪の見立て(原因分析)
- 爪が食い込み皮膚がダメージ
- ケアの仕方がわからない
③爪のケア方法の提案
- 爪切りを使わずヤスリで整える
- 正しい爪の形をキープ
自宅で1分の保湿ケア習慣で強い爪に!
「EMUCARE(エミュケア) 肌爪オイル」は、スポーツ選手やアスレチックトレーナーがクールダウンのマッサージで愛用するエミューオイルをベースに作られた、健康スポーツ専用の肌爪オイルです。
爪だけでなく、皮膚も含めた指先全体を整えるので、ホームコンディショニングにおすすめです
アスリートネイルトレーナーが爪のお悩みをカウンセリングします
今回は写真から「なぜ、その爪の状態になったのか?」をスポーツ、健康、爪の機能の視点から考察して原因を分析して、10代・男性・サッカーの足の爪のネイルケアを紹介しました。
スポーツや健康視点で爪の機能性を発揮させることを考えると、おしゃれのネイルのように、ツヤツヤでキレイにしない理由が、ここにあります。
スポーツや健康面で「自分の爪の場合はどのようにしたらいいのか?」と爪でお悩みの方は、ぜひ下のボタンからご相談ください。
今回は写真から分かる情報でのネイルケアの方法でしたが、実際にアスリートネイルトレーナーがあなたの爪を見て、触って、丁寧にカウンセリングし、よりあなたに合った爪のお手入れをアドバイスさせていただきます。
今回紹介した爪を事例に、爪の専門家の別のネイルトレーナーが見立てた記事もあわせてよく読まれています。
爪の見立てFile.37〜39「10代・男性・サッカー」
この事例のサッカーの足の爪について、3人のネイルトレーナーがそれぞれの立場から考察しています。爪の見方を多角的に学んで、爪の見立ての精度を上げ、カウンセリングに活かしましょう。
監修者・執筆者
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『爪ストレスをゼロに…』
自爪を健康に導くエキスパートとして、一人ひとりのお悩みを丁寧にヒアリングし、選手に寄り添い、指先のベストを育て上げるカウンセリング力とサポート力に定評あり。
関東を中心に、ランナー、野球、バドミントンなど様々な競技のプロ選手や学生、一般の方の爪のサポート。
2021年の活動では、パラリンピック日本代表車椅子バスケの選手を担当など。その他、オンライン講座などで爪講座の専門家としても活動中。
・アスリートネイル協会 認定アドバイザー
・アスリートネイル協会 認定ネイルトレーナー
・スポーツシューフィッターアドバンス
・JNEC ネイリスト検定1級
・JNA ジェル検定上級
・ネイルサロン 衛生管理士
・巻き爪矯正 B/S ブレイス QUICK
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