バスケ|残しがち 端の爪トゲ ケガのもと|爪の見立てFile.53
写真から「なぜ、その爪の状態になったのか?」をスポーツ、健康、爪の機能の視点から考察して原因を分析し、カウンセリングと施術に活かす爪の見立て。
爪を観察すると、体に起きてる状況と変化が分かります。
同じ爪のトラブルを繰り返さない予防の観点からも、原因を考えることはとても大切です。
このページの内容
爪の見立て事例|10代・女性・バスケットボール
今回は、10代・女性・バスケットボールの足の爪を、アスリートネイルトレーナー 大塚裕司の見立てで紹介します。
ネイルケア施術前の爪の様子
ご来店された時は、下の写真のような足の爪の状態でした。
現状の爪の状態を知り、どうしてこのような爪になったのか?、またこの爪の状態を放っておくとどうなるのか?
そして、爪の状態を良くしていく具体的な方法について、爪の原因分析とネイルケアの提案をセットにして紹介します。
大塚裕司の爪の見立て(原因分析)と提案
体の使い方と爪の関係を解き明かす、tsumeplus代表の大塚です。
今回は10代・女性でバスケットボールをされている方の足爪です。
各指の左側に、爪切りで切り残した「爪のトゲ」がありますね!
この爪のトゲ、実は結構厄介です。
どうして、厄介なのか…!?
一問一答で考えてみましょう
爪のトゲを放置すると、どうなるのか?
- このまま放置すると、どんなことが起きますか?
-
爪の表面が擦れている跡があるので、爪のトゲの部分から二枚爪になる可能性があります
- 二枚爪だけでおさまりますか?
-
いいえ、爪のトゲの根元から爪が割れることもあり得ます
- トゲは痛くないので、そのままにしててもよくないですか?
-
今は痛くなくても、皮膚にトゲが刺さって出血することがあります
- 他にはどんなよくないことがありますか?
-
足指にかかる重心によっては巻き爪を助長してしまう可能性もあります
…などなど。
切り残した「爪のトゲ」は、たくさんのトラブルにつながるんです!
爪切りには、怪我のリスクが潜んでる
爪切りには、怪我のリスクが潜んでいます。
そうと思うと…ちょっと怖いですよね?
爪って普段はなんともないですが、異変が見つかると
- 怪我したら治るまで医者にかかる
- ネイルトレーナーに相談する
など専門家の力が必要になります。
でも、爪切りは自分でできることです。
自分でできる怪我予防なら、専門家に見てもらって時間もお金もかかるよりいいですよね?
…とは言え、「たかが爪切りで……!?」と思った方は、爪切りに対しての考えを改めてみると、たくさんのメリットが受けられますよ。
「正しい爪切り」の力
「正しい爪切り」の力は、スゴイです。
例えば…、
- 正しい爪切りができると、足指に体重をかけても痛みがなくなります。
- → 足指を使って正しく歩くことができます。
- → 足指が使えるようになると、ふくらはぎの筋肉が同時に働きます
- → 足のシェイプアップにつながり、
- → 脂肪が燃焼され、基礎代謝もアップ
- → やせやすくなります〜
だから、意外と「体と爪の関係」って奥深いんです!
その他、足指が使えると、第二の心臓と呼ばれるふくらはぎも使えるので、むくみの解消にもなりますね。
まさに、いいことづくめ!
それが「正しい爪切り」を知っていれば、一人で始められるって、スゴくないですか?
だから、爪切り自体が、立派な健康法なんです!
爪切りのイメージ、変わりましたか?
ぜひ気をつけてみてくださいね!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、大塚裕司の爪の見立てで10代・女性・バスケットボールの足の爪を詳しく見てきました。
大塚裕司の爪の原因分析からネイルケアの提案をまとめると、次のようになります。
①現状の爪の状態
- 人差し指と中指に爪の切り残し
- 誤った爪切り
②爪の見立て(原因分析)
- 今の爪切りが悪いと気付いてない
- 良い爪の形を知らない
③爪のケア方法の提案
- 正しい爪切りを知る
- 鏡やスマホで爪を正面から見る
自宅で1分の保湿ケア習慣で強い爪に!
「EMUCARE(エミュケア) 肌爪オイル」は、スポーツ選手やアスレチックトレーナーがクールダウンのマッサージで愛用するエミューオイルをベースに作られた、健康スポーツ専用の肌爪オイルです。
爪だけでなく、皮膚も含めた指先全体を整えるので、ホームコンディショニングにおすすめです
アスリートネイルトレーナーが爪のお悩みをカウンセリングします
今回は写真から「なぜ、その爪の状態になったのか?」をスポーツ、健康、爪の機能の視点から考察して原因を分析して、10代・女性・バスケットボールの足の爪のネイルケアを紹介しました。
スポーツや健康視点で爪の機能性を発揮させることを考えると、おしゃれのネイルのように、ツヤツヤでキレイにしない理由が、ここにあります。
スポーツや健康面で「自分の爪の場合はどのようにしたらいいのか?」と爪でお悩みの方は、ぜひ下のボタンからご相談ください。
今回は写真から分かる情報でのネイルケアの方法でしたが、実際にアスリートネイルトレーナーがあなたの爪を見て、触って、丁寧にカウンセリングし、よりあなたに合った爪のお手入れをアドバイスさせていただきます。
今回紹介した爪を事例に、爪の専門家の別のネイルトレーナーが見立てた記事もあわせてよく読まれています。
爪の見立てFile.52〜54「10代・女性・バスケットボール」
この事例の10代・女性・バスケットボール足の爪について、3人のネイルトレーナーがそれぞれの立場から考察しています。爪の見方を多角的に学んで、爪の見立ての精度を上げ、カウンセリングに活かしましょう。
監修者・執筆者
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マラソンで自身の膝トラブルの原因が爪にあることに気付き、爪に深い興味を抱く。
その後、3万の爪をケアしてきたネイルサロンオーナーを経て「爪と身体の関係」を研究。TOKYO2020オリンピックパラリンピック選手村でネイルケアを提供する。「爪と運動力学」を視点に独自の分析理論を持ち、国立大学と共同研究、元日本代表選手のサポート、メディアや講演等に出演し爪の重要性を啓発する。
・アスリートネイル協会 認定アドバイザー
・アスリートネイル協会 認定ネイルトレーナー
・爪切り指導士
・熱中症対策アドバイザー
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