サッカー|この切り方は○?×?ここを切った理由が知りたい|爪の見立てFile.39
写真から「なぜ、その爪の状態になったのか?」をスポーツ、健康、爪の機能の視点から考察して原因を分析し、カウンセリングと施術に活かす爪の見立て。
爪を観察すると、体に起きてる状況と変化が分かります。
同じ爪のトラブルを繰り返さない予防の観点からも、原因を考えることはとても大切です。
このページの内容
爪の見立て事例|10代・男性・サッカー
今回は、10代・男性のサッカーの足の爪を、アスリートネイルトレーナー 西村静香の見立てで紹介します。
ネイルケア施術前の爪の様子
ご来店された時は、下の写真のような足の爪の状態でした。
現状の爪の状態を知り、どうしてこのような爪になったのか?、またこの爪の状態を放っておくとどうなるのか?
そして、爪の状態を良くしていく具体的な方法について、爪の原因分析とネイルケアの提案をセットにして紹介します。
西村静香の爪の見立て(原因分析)と提案
サッカーをされている10代の男性の爪です。
親指の爪の横を深く切ってしまっています。
なぜここを切ったのかな?と考えると、
- 痛みがあって切った。
- 先端が欠けたり、割れたりして靴下に引っかかったりするから切った。
のどちらかではないかなと思います。
なんですが、
そもそもこの部分をこのように斜めに切ることができた理由があると思います。
爪が切れるのは、爪の白い部分だけ
爪のピンクの部分は、爪と指の皮膚が引っ付いているときピンクに見えています。
離れると白くなります。
手の爪も足の爪もそうなんです。
ここを切ったのは、皮膚から離れてしまって爪がすでに白くなっていたかもしれません。
ピンクの状態では切ろうとすると痛いので切れない。
切れたということは、すでに皮膚から離れて白くなっていたかもしれません。
そうなると、爪が靴に当たって剥離(白くなる、剥がれている)していたと考えられます。
「爪が靴に当たる」
という状況は、靴の中で足が前に動いたりして(つま先の方に滑って)、繰り返し爪先が靴に当たったりして少しずつ剥離してしまい、白い部分を切ったらこの形になった。
と考えました。
剥離すると親指の「爪の溝」から離れてしまい、横に広がっていく形になります。
そうなると更にぶつかった時に割れや欠けを引き起こし、切らないといけなくなった。
という状況ではないでしょうか?
サッカーでよく見られる爪のトラブル
サッカーのプレー中はとてもたくさん走ってボールを蹴りますよね?
いきなりダッシュしたり、止まったり、激しい動きのなかで起こってしまったトラブルだと思います。
サッカーで爪のトラブルを予防するには、正しい形での爪切りと剥離を加速させないように保湿をすること。
この爪の切り方を続けているとこの部分の爪がうまく伸びなくなり、そこが痛むようになってくるかもしれません。
サッカーで足の爪が痛いとプレーに支障が出たり、集中力が切れたりすることもあるかもしれません。
爪を正しい形で切るだけで、爪のトラブル予防になりますよ!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、西村静香の爪の見立てで10代・男性のサッカーの足の爪を詳しく見てきました。
西村静香の爪の原因分析からネイルケアの提案をまとめると、次のようになります。
①現状の爪の状態
- 親指の横をパチンと切ってしまっている
②爪の見立て(原因分析)
- 靴の先端にあたり、剥離があった
- その後痛みがあったか、欠けてしまって引っかかったりするから切った
③爪のケア方法の提案
- 正しい形での爪切りと保湿
自宅で1分の保湿ケア習慣で強い爪に!
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爪だけでなく、皮膚も含めた指先全体を整えるので、ホームコンディショニングにおすすめです
アスリートネイルトレーナーが爪のお悩みをカウンセリングします
今回は写真から「なぜ、その爪の状態になったのか?」をスポーツ、健康、爪の機能の視点から考察して原因を分析して、10代・男性・サッカーの足の爪のネイルケアを紹介しました。
スポーツや健康視点で爪の機能性を発揮させることを考えると、おしゃれのネイルのように、ツヤツヤでキレイにしない理由が、ここにあります。
スポーツや健康面で「自分の爪の場合はどのようにしたらいいのか?」と爪でお悩みの方は、ぜひ下のボタンからご相談ください。
今回は写真から分かる情報でのネイルケアの方法でしたが、実際にアスリートネイルトレーナーがあなたの爪を見て、触って、丁寧にカウンセリングし、よりあなたに合った爪のお手入れをアドバイスさせていただきます。
今回紹介した爪を事例に、爪の専門家の別のネイルトレーナーが見立てた記事もあわせてよく読まれています。
爪の見立てFile.37〜39「10代・男性・サッカー」
この事例のサッカーの足の爪について、3人のネイルトレーナーがそれぞれの立場から考察しています。爪の見方を多角的に学んで、爪の見立ての精度を上げ、カウンセリングに活かしましょう。
監修者・執筆者
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アスリートネイルトレーナーになってから、1番印象に残っているのは、当時爪割れに悩んでいた高校3年生野球部のピッチャーの男の子。爪のケアを続けていく内に「自己最速記録を投げることができた!」と報告してくれました。
しかしそれと同時に『もう少し早く知っていれば』との声を受け、もっといろんな方の力になりたいと決意し今に至ります。
その方に合ったケアを提供できるよう日々勉強を続け、技術、知識を更新しています。
爪のことは私にお任せください。
・アスリートネイル協会 認定アドバイザー
・アスリートネイル協会 認定ネイルトレーナー
・JNEC ネイリスト検定 1級
・JNA ジェルネイル検定 上級
・幼稚園教諭・保育士
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