フィギュアスケート|冷えた足 爪の成長 妨げる|爪の見立てFile.60
写真から「なぜ、その爪の状態になったのか?」をスポーツ、健康、爪の機能の視点から考察して原因を分析し、カウンセリングと施術に活かす爪の見立て。
爪を観察すると、体に起きてる状況と変化が分かります。
同じ爪のトラブルを繰り返さない予防の観点からも、原因を考えることはとても大切です。
このページの内容
爪の見立て事例|10代・女性・フィギュアスケート
今回は、10代・女性・フィギュアスケートの足の爪を、アスリートネイルトレーナー 西村静香の見立てで紹介します。
ネイルケア施術前の爪の様子
ご来店された時は、下の写真のような足の爪の状態でした。
現状の爪の状態を知り、どうしてこのような爪になったのか?、またこの爪の状態を放っておくとどうなるのか?
そして、爪の状態を良くしていく具体的な方法について、爪の原因分析とネイルケアの提案をセットにして紹介します。
西村静香の爪の見立て(原因分析)と提案
いつもありがとうございます!tsumeplus 西村です。
今日も一緒に爪の見立てやっていきましょう。
「一緒になんでこうなった?」「どうすればいい?」と考えてくださったら嬉しいです!
フィギュアスケートの足爪
今回の爪の見立ては、フィギュアスケートの足爪です。
写真を見ると、爪だけ指先だけですが、すでに過酷そう。
爪のケアからサポートしていきたいですね。
爪の切り方をまずは知る!
親指の爪はわかりやすく三角になっています。
ジャンプやクルクル回る時につま先が靴に当たり、三角の頂点が当たってしまうと、爪が折れたり、爪が折れなかったら内出血や根元に痛みが出たりと不安がたくさんあります。
フィギュアスケートの足趾の変化
親指の外側にタコのような皮が捲れているのがわかります。
靴の中での足の動きにも興味があります!
氷の上での足が冷えて爪の成長もゆっくりになっているかもしれません。
人差し指は少し前下がりになっていて、爪の表面がスケート靴に当たり捲れてしまったのかもしれません。
中指には横からの亀裂。
ジャンプする時に指先にぎゅっと力が入り、地面とぶつかり割れたりなど考えられます。
爪のケアもしよう
とにかく過酷で、足はもちろん、体はもちろん。爪のケアもしましょう!
指先まで毛細血管まで血を巡らせて、爪もしっかり生えるように食事も大事ですよね。
割れた爪はもとに戻りませんが(ひっつきませんが)繰り返さないようにするには柔軟な爪を作りましょう。
そのほかには保湿。
オイルは1日何回でも使えますので、朝靴下を履く前、練習する前、終わった後、お風呂上がり、寝る前など、今から生えてくる爪のためにも必要です。
「1日では変化は分かりにくく、続けるのが難しい」と感じるかもしれませんが、続けてこそわかるので1度ネイルオイルを真剣に使ってみませんか?
乾燥対策や見た目にも重要ですが割れにくく、艶がある健康的な爪を作るには、何より保湿です!
一緒に頑張りましょうね。
最後まで読んでくださりありがとうございます!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、西村静香の爪の見立てで10代・女性・フィギュアスケートの足の爪を詳しく見てきました。
西村静香の爪の原因分析からネイルケアの提案をまとめると、次のようになります。
①現状の爪の状態
- 爪切りがうまくいってない
- 足が冷えている
②爪の見立て(原因分析)
- 競技中の爪への負担が大きい
- 何となく爪切りしてしまい割れや欠けが起こっている
③爪のケア方法の提案
- 指の形に合わせた爪切り
- 足を温める
- 1日に何度も保湿する
自宅で1分の保湿ケア習慣で強い爪に!
「EMUCARE(エミュケア) 肌爪オイル」は、スポーツ選手やアスレチックトレーナーがクールダウンのマッサージで愛用するエミューオイルをベースに作られた、健康スポーツ専用の肌爪オイルです。
爪だけでなく、皮膚も含めた指先全体を整えるので、ホームコンディショニングにおすすめです
アスリートネイルトレーナーが爪のお悩みをカウンセリングします
今回は写真から「なぜ、その爪の状態になったのか?」をスポーツ、健康、爪の機能の視点から考察して原因を分析して、10代・女性・フィギュアスケートの足の爪のネイルケアを紹介しました。
スポーツや健康視点で爪の機能性を発揮させることを考えると、おしゃれのネイルのように、ツヤツヤでキレイにしない理由が、ここにあります。
スポーツや健康面で「自分の爪の場合はどのようにしたらいいのか?」と爪でお悩みの方は、ぜひ下のボタンからご相談ください。
今回は写真から分かる情報でのネイルケアの方法でしたが、実際にアスリートネイルトレーナーがあなたの爪を見て、触って、丁寧にカウンセリングし、よりあなたに合った爪のお手入れをアドバイスさせていただきます。
今回紹介した爪を事例に、爪の専門家の別のネイルトレーナーが見立てた記事もあわせてよく読まれています。
爪の見立てFile.58〜60「10代・女性・フィギュアスケート」
この事例の10代・女性・フィギュアスケートの足の爪について、3人のネイルトレーナーがそれぞれの立場から考察しています。爪の見方を多角的に学んで、爪の見立ての精度を上げ、カウンセリングに活かしましょう。
監修者・執筆者
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アスリートネイルトレーナーになってから、1番印象に残っているのは、当時爪割れに悩んでいた高校3年生野球部のピッチャーの男の子。爪のケアを続けていく内に「自己最速記録を投げることができた!」と報告してくれました。
しかしそれと同時に『もう少し早く知っていれば』との声を受け、もっといろんな方の力になりたいと決意し今に至ります。
その方に合ったケアを提供できるよう日々勉強を続け、技術、知識を更新しています。
爪のことは私にお任せください。
・アスリートネイル協会 認定アドバイザー
・アスリートネイル協会 認定ネイルトレーナー
・JNEC ネイリスト検定 1級
・JNA ジェルネイル検定 上級
・幼稚園教諭・保育士
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