アスリートネイルとは?3大メリットからメニューや料金例まで完全解説

アスリートネイル協会認定サロンの認定証

アスリートネイルという言葉を聞いたことがありますか?

実は今、アスリートの間で爪の重要性が見直されています。なぜなら、爪がスポーツパフォーマンスに大切な役割を果たしていることが再認識されてきたからです。

アスリートネイルとは何か?

スポーツ業界で注目されている「アスリートネイル」について分かりやすく詳しく紹介します。

監修者・執筆者

下の目次から知りたい項目をクリックすると、その説明までジャンプできます。

アスリートネイルとは?

アスリートネイルケアの甘皮除去の様子

アスリートネイルとは、アスリートが高いパフォーマンスを継続的に発揮することを目的に行う爪のメンテナンス技術です。

具体的には、各個人の体の使い方に合うように爪を最適な長さと形に整えることで、指先にかける力を最大化することでスポーツパフォーマンスの向上とスポーツ傷害を予防します。

また爪のケアや爪のトラブルが発生した時に爪の補修をすることの他、特に異変がなくても健康的で丈夫な爪を安定して育成していくための、言わば爪のコンディショニング技術と言えます。

一般的なおしゃれのネイルと違い、爪に備わっている身体の機能を引き出すことが目的なので、爪に色を塗ったりはしません。

今、このアスリートネイルが、野球、サッカー、マラソン、バスケットボールをはじめとしたプロスポーツ界で注目を浴びています。

スポーツで爪が果たす重要な2つの役割

スポーツで爪が果たす役割は、大きく2つあります。

  • 体の内部(筋肉)で作り出した力を、どれくらいの強さで指先から放つか調整する(力の出力)
  • 体の外部からかかった力が、どのくらいの強さだったかを微細に感じ取る(力の入力)

スポーツにおいて、指先は大切な感覚器です。

出力・入力とも力加減をコントロールする働きがあり、爪がその働きを補い、精度を高めています。

またアスリートの爪を守る一般社団法人アスリートネイル協会では、爪の役割について次のように啓発しています。

手の爪:指の先端に力を入れ、コントロールするのに必要です。物を触ったりつかんだりするのにも重要な役割を担っています。

​足の爪:体を支え、うまく歩くために必要不可欠です。歩く時に足の指先が蹴り出す力を、爪がうまく伝えているのです。

爪は物を「触る」「つかむ」といった日々の生活を支える機能をもち、「立つ」「歩く」といった人間の基本姿勢(基本動作)の要として、力のバランスをとる役割を果たしています。

一般社団法人アスリートネイル協会「アスリートネイルについて」

実は手足とも指先まで骨は達していないため、私たちは爪があることでモノを掴んだり、蹴り上げたり、踏ん張ったりできます。

逆に爪がないと、体の姿勢が歪んだり、真っ直ぐ歩くことが難しくなったりと、様々な生活障害が出ます。

例えば、爪がある足部は、人間の体の一番下に位置します。この足部でしっかりバランスが保持できないと、積み木の一番下がずれたように、骨がバランス悪く積み重なった状態になり、頭痛・肩こり・腰痛・膝痛・O脚など症状につながってしまうのです。

スポーツシーンでも同様です。先程、挙げたスポーツで爪が果たす重要な2つの役割に沿って話すと、

スポーツで爪が果たす重要な2つの役割の具体例

  • 体の内部(筋肉)で作り出した力を、どれくらいの強さで指先から放つか調整する(パワー出力)

    マラソンでは登り下りなど変化する路面で走る蹴り出しの力の調整、野球でボールに回転を加える時のグリップ力など。
    「路面が登りになってきたから、走りを調整しよう」
    「今の投球の力加減は正しかったのか?」
  • 体の外部からかかった力が、どのくらいの強さだったかを微細に感じ取る(パワー入力)

    バレーボールでトスやブロックで受けるボールの重み、スキーのターンで雪上から受ける反力を感じ取るなど。
    「さっきは相手選手のアタックに弾かれたから、ブロックを強く意識しよう」
    「もう少し力を抜いた方が無駄のないターンができるのではないか?」

このように、爪があることで一つのプレーのレビューを正確にすることができ、スポーツパフォーマンスの精度が上がっていくことが分かると思います。

爪は、基本姿勢・立つ・歩く・走るというスポーツシーンや日常の様々な動作の要として、スポーツに与える影響の大きさが証明されています。

爪をメンテナンスすると、感覚が一定に保たれる

手の爪は、指先に力を入れたり、物を掴んだり、握ったり、触ったりすることに必要です。

また足の爪は、体を支え、歩いたり、走ったり、踏ん張ったりすることに欠かせません。

爪はものを「触る」「つかむ」といった日々の生活を支える機能をもち、「立つ」「歩く」といった人間の基本姿勢・動作の要として、力加減をコントロールする重要な役割があると伝えましたが、その爪が練習の時は長く、試合の時は短かったりすると、プレーの感覚が変わってしまい、スポーツパフォーマンスが不安定になることは想像できるのではないでしょうか。

「明日は試合だから、爪を短く整えておこう」

そんなふうに思ったことはありませんか?それが実は知らず知らずのうちにパフォーマンスを落とす原因になってしまいます。練習の時も試合の時も常に同じパフォーマンスを発揮できるように爪をメンテナンスすると、プレー感覚が一定に保たれ、練習効率が上がります。

​爪が及ぼすスポーツパフォーマンスへの影響

​指先に力がかかるアスリートにとって、アスリートネイルで爪をメンテナンスすることは、特に重要です。

  • 手の爪(野球、バスケットボール、バレーボール、テニス、ボルダリングなど)
    例えば、ピッチャーは球に回転をかける際に指と爪を使ってコントロールをします。そのため爪に負担がかかり、二枚爪になったり、割れたり、剥離したりします。コントロールを定めるためにも、力強く投げるためにも、爪がとても重要です。
  • 足の爪(サッカー、陸上、ゴルフ、ラグビー、スキー、ランニング、トライアスロンなど)
    足の爪の場合、瞬発力や着地、踏ん張ったりする際にかかる圧力を適切にするためにとても重要な役割をします。割れたり剥がれたりしていると力が入らず、集中力も欠くことにつながります。

例えば、ピッチャーは球に回転をかける際に、指と爪を使ってコントロールを行うため爪に強い負担がかかり、二枚爪、割れ爪、剥離などを引き起こします。

この状態のまま投げ続けると、本来の力が発揮できなくなる他、力が入らず集中力を欠く原因にもつながるので注意が必要です。

またそれ以上に重要なことは、指先をかばう投球フォームを意図せずしてしまうことです。

その負担は手首、肘へとかかり、肘の靭帯損傷などの新たなトラブルの引き金となり、選手生命に及ぼす危険をはらみます。

定期的な爪のケアとメンテナンスを行うことで大きなトラブルを防ぐだけではなく、突発的なアクシデントの際にも復帰が早くなる体づくりにつながることは、今のスポーツコンディショニングの業界で見逃されがちになっているので見直しが求められています。

アスリートネイルは、こんな方におすすめ

このようにスポーツシーンを中心にアスリートネイルを見てきましたが、アスリートネイルは何もトップアスリートだけのものではありません。

爪の機能は日常生活にも大きな影響を及ぼしますので、歩く時に爪に違和感を感じる方から、中学・高校の部活動、大学サークル、社会人スポーツ、ファンスポーツまで広くご相談いただけます。

アスリートネイルは、こんな方におすすめ

  • スポーツ各界のトップアスリート
  • 時にトップアスリート以上に過密なトレーニングを積んでいる高校生プレーヤー
  • 市民スポーツ大会やランニングなどファンスポーツを楽しむ方
  • 日常生活で爪に違和感を感じている方

アスリートネイルのやり方(施術例)

それでは、アスリートネイルはどんなことをするのか?実際の施術例をとって紹介します。

下の写真の方は、サッカーをされている20代男性の親指の足爪です。

施術前の写真

サッカーをされている人にはよく見られますが、急加速や急停止やシューズ内での圧迫、相手選手に足を踏まれるなどして、写真の通り、深爪のような状態になっています。

また写真の右側に出血の痕が見られていて、爪が剥がれることもあり、なかなか指先まで爪が伸びてこない状態が続いていました。

本人は「なぜ爪が伸びないのか分からない」という状態でしたが、慢性的に深爪のような状態になると、足指に体重が加わった時に爪の先の皮膚が盛り上がり、真っ直ぐ生えようとする爪の成長を邪魔してしまいます。今回もそのような状況が見受けられました。

このような深爪状態では指先に安定した力がかけられず、相手との競ったプレーでバランスが取りづらくなっているデメリットが生まれていました。

アスリートネイルでは、まず爪が指の輪郭まで伸びてくるように爪の成長経路を確保します。

具体的には、爪先で盛り上がっている不要な角質を取り除き、爪の伸びる場所を確保することです。爪先以外の爪周りの皮膚が綺麗なので、爪が伸びない原因は、爪先の肥厚ではないかと考えられるからです。

一般的なおしゃれのネイルサロンでは、深爪矯正にジェルやアクリルで補強することがありますが、サッカーする人はシューズをタイトに履くと聞くので、安易にジェルやアクリルで補強するとプレーの衝撃でジェルやアクリルが割れた時に爪にもダメージが及ぶのでリスクがあります。

施術前後の写真

上の写真では、爪の成長経路を確保しながら、爪のお手入れを継続した結果です。

ジェルやアクリル矯正を使わずとも、爪が伸びている様子が見て取れます。アスリートネイルの施術の他、選手本人がご自宅でネイルオイルや指先のマッサージで血行をよくするなどのセルフメンテナンスも行った結果、爪が早く伸びるようになりました。

アスリートネイルと美容のおしゃれネイルとの違いとは?

日本では一般的に「ネイル」と聞くと、女性が爪に色を塗ったり、ファッションと合わせたりするものと連想する人が多いのではないでしょうか?

しかし、今まで見てきたように、爪はスポーツパフォーマンスを左右するほど大切な体の一部です。

アスリートネイルは、アスリートの競技力向上のために爪のお手入れやメンテナンス技術であり、普段から過酷な状態で練習をするアスリートにとって爪の定期的なケアは大切です。これらは体のメンテナンスとして爪のケアをしているのであって、美容やおしゃれのネイルとは別物と捉えるべきものです。

また、肩や膝、腰に痛みを抱えたり、体に歪みが生じた時には体をケアしてメンテナンスしますが、これらの体のトラブルは、実は爪の深爪やトラブル爪が一因していることはあまり知られていません。

体のケア・メンテナンスと同時に、爪のお手入れを日頃のトレーニングやメンテナンスとして導入し、ケガがないように予防していくことがアスリートネイルの大きな特徴です。

一般社団法人アスリートネイル協会の辛川理事は、次のように話しています。

あるアスリートから爪についての相談をされたことがきっかけで、実はアスリートが力を発揮するために、爪のケアが大切だということに気がつきました。

アスリートのトレーニングは、普通に人が生活する何倍も爪に負担をかけます。そのためアスリートの爪はダメージを強く受け、弱って悩んでいる人がたくさん存在しています。

そこで、私たちアスリートネイル協会は、アスリートの爪を専門にケアする団体として、多くの情報を発信しアスリートの力になりたいと考えました。

一般社団法人アスリートネイル協会「アスリートネイルについて」

現代では、爪には「美容」と「機能」の2つの側面があります。

ファッションとしての「美容やおしゃれ」のネイルとは別に、爪の「機能」に着目しアスリートの競技力向上のために爪のケア・メンテナンス施術をする技術がアスリートネイルです。

アスリートネイルの資格

一般社団法人アスリートネイル協会が認定している資格に「ネイルトレーナー」があります。

アスリートネイルの資格施術者「ネイルトレーナー」

ネイルトレーナーとは、一般社団法人アスリートネイル協会が実施するネイルトレーナー養成講座を修了し、同協会が認定したアスリートネイルを専門に施す施術者のことです。

ネイルトレーナーになるには、ネイルトレーナー養成講座で爪の知識や爪のケア・メンテナンスの技術に加え、アスリート食学・指先に関わるスポーツ医学の知識を身につけ、アスリートネイルトレーナー認定試験に合格することが必要です。

また、アスリートネイルの重要性を社会的に広く認知してもらうため、各医療・教育機関において、子供やスポーツ指導者などに、スポーツや日常生活での爪の重要性を伝えています。

アスリートを爪のケアの面からサポートするため、常にスキルアップに励み、正しいアドバイスができるように努めています。

ネイルトレーナーとネイリストの違いは何?

爪に関する職業というと、ネイリストが思い当たると思いますが、それでは、ネイリストとネイルトレーナーは一体何が違うのでしょうか?

ネイリストは「美容やおしゃれ」を目的に、爪にデザインやアートなどを施します。

一方、ネイルトレーナーは爪が本来持っている「体の機能」を最大限に発揮できるように、アスリートそれぞれに合った爪のお手入れを施します。

競技によって手や足の使い方は異なりますが、スポーツパフォーマンスを発揮するには、手も足も強くしなやかな爪が求められます。

強く柔軟性がある爪を保つために、どのような食事をしたらいいのか?、爪のトラブルで試合に影響しないようにどのように対処するか?、アスリートが最高のコンディションで試合に挑めるようにサポートするのが、ネイルトレーナーの仕事です。

下の表にアスリートネイルとネイルアートに違いをまとめましたので、ぜひご覧ください。

アスリートネイルネイルアート
利用シーンスポーツ
健康
美容
何のために?機能性
パフォーマンス性
おしゃれ
ファッション性
施術者の職業名ネイルトレーナーネイリスト
手段爪のお手入れやケアが中心爪の装飾が中心
する目的コンディショニング
怪我予防
爪をきれいに見せる
アスリートネイルと一般的なネイルアートとの違い

アスリートネイルの3大メリット

ここまで、アスリートネイルとネイルトレーナーについて解説してきましたが、実際、アスリートネイルを受けるとどんなメリットがあるのでしょうか?数あるメリットの中から特に注目となる、アスリートネイルの3大メリットを紹介します。

①スポーツパフォーマンスを最大化できる

一つ目のメリットは「スポーツパフォーマンスを最大化させる」ことです。

爪は、指先にかかる力加減を微細にコントロールすることで、スポーツパフォーマンスを最大化するとお伝えしましたが、スポーツパフォーマンスを最大化させるには、3つの条件があります。

スポーツパフォーマンスを最大化させる爪の3条件

  • 最適な爪の長さ
  • 最適な爪の形
  • 最適な爪の強度

爪にはプレーによって最適な「爪の長さ」「爪の形」「爪の強度」があります。

基本的には爪が大きいほど大きな爪圧に耐えられますが、長さが指の輪郭を超えてしまうと、外からの衝撃によって割れてしまうことがありますので、競技やプレーによって適正に整えることが大切です。

逆に言うと、自分のプレーに最適な「爪の長さ」「爪の形」「爪の強度」が見つかると、爪が割れたり、欠けたりするというトラブルが減り、安定したパフォーマンスを発揮することができます。

②スポーツ傷害を予防になる

日常生活と比べると、アスリートは普段からとても過酷な状態で練習をしています。

肘や膝、腰の痛みや体の歪みが生じたときはその部位をメンテナンスしますが、実は、その原因が爪の深爪やトラブル爪である事例も多くあります。

そして、多くの人はその原因が爪にあるとは考えもしません。

一度爪が欠けたり割れてしまうと、正常な爪で受け止められていた力が受け止められなくなり、爪以外の部位で力を補ってパフォーマンスを保とうとします。このような代償運動が、肘や膝など関節を中心に大きな負荷をかけることで、爪だけでなく関節トラブルにも発展しかねません。

体のケア・メンテナンスと同時に、爪のケアを日頃のメンテナンスに取り入れ、ケガのないよう予防していくことが何より大切です

③爪の相談先であるネイルトレーナーの存在

今までアスリートは、爪にトラブルがあると、誰に相談したらいいか分からないという悩みを抱えていました。

しかし、アスリートネイルを導入すると、ネイルトレーナーというスポーツと爪の専門家がサポートしていきます。

日本においてネイルトレーナーが希少なのは「医者がやらないことをアスリート目線でメンテナンスできる」ことにあります。

例えば、爪にトラブルを抱えた時、今までは皮膚科などの医者にかかって処置してもらっていたと思いますが、病院ではあくまで「処置まで」しか行いません。痛みが消えた後は、診察を受けても基本的には伸びるのを待つよう診断されるだけで、なかなか取り合ってもらえないのが現実です。

また疼痛をなくすことが命題ですので、外科的な方法で爪を切除する場合もあり、痛みがなくなった後の練習のことまで考えてくれないケースもあります。

しかし、アスリートは爪が伸びるまで練習を休むことはできません。もし爪のトラブルが起きたのが試合だったら本来の力を発揮できないばかりか、試合に出られない不運にも見舞われます。

しかし、ネイルトレーナーは、どうしたら継続的な練習を行えるか?を検討し、アスリートファーストな提案をします。

その結果、爪の悩みの対処だけではなく、その後の爪のメンテナンス計画を立てることで、いち早くプレーに復帰することが可能です。

また健康的な爪を維持して、爪の割れや剥がれなどのトラブルを未然に防ぐ方法を提供できるので、普段の爪の相談先として何でも聞けることがネイルトレーナーがいる大きなメリットです。

注意したいのは、ネイルトレーナーは医師ではありませんので、医療行為はできません。

ネイルトレーナーは、スポーツ医学の知識を身につけているため、爪の専門家として小さな異常を察知し、出血や炎症、感染、アレルギーなどの症状があれば、医者の診察を受けることをおすすめできます。

その後、その症状が回復した場合は、再度アスリートネイルのメンテナンスを受けることができます。

爪は健康のバロメーターとも言われているように身体の不調は爪に現れます。ネイルトレーナーはアスリートに寄り添い危機管理を観察できるパートナーなのです。

爪のトラブルなど不安を抱えている人は、まずはお近くのネイルトレーナーにご相談ください。

3大メリットを生かした爪の丈夫な選手が結果を残す

アスリートは、試合で自分の持っている力のすべてを出し切ります。

そのために日々の厳しいトレーニングで身体も「爪」も酷使しています。しかし、体は疲れを感じますが、爪が疲れたとは感じません。

ここが大きな落とし穴になります。

スポーツによってトレーニング方法が違うように、爪への負担もそれぞれ異なります。

爪に痛みを感じないから何もしないのではなく、そのスポーツにあった指先、爪先の「爪のメンテナンス」をしていくことで、スポーツパフォーマンスが上がり、試合で結果を残せるアスリートに育ちます。

アスリートネイルはカウンセリングが真骨頂

僅差を争う厳しいスポーツの世界

東京オリンピック2020では、数々の世界新記録が生まれました。いずれも僅かな差を争う闘いとなっています。

これまでスポーツにおける爪の大切さを紹介してきましたが、スポーツパフォーマンスを劇的に上げるのは、筋肉による力が大きいのは言わずもがなです。

しかし、筋肉や関節の可動域、体の柔軟性やバネなど体の内部で生まれて力が最後に解き放たれるのは、指先です。

その指先で骨の代わりとなる爪が、自分の体が生み出した力に耐えられるか耐えられないかで100分の1秒が変わってきます。

アスリートネイルで、体の一部として爪のメンテナンスをすることが勝敗の分かれ目になる未来が既にきています。

ネイルトレーナーは爪のパーソナルコーチ

アスリートにとって「爪」がいかに重要か?

そして、爪を適切にメンテナンスするにはネイルトレーナーを就けることが一番の近道となります。

ネイルトレーナーは、アスリートの爪のコンディショニングを担う重要な爪のパーソナルコーチとも言えます。

アスリートの爪の小さな異変に気付き、関節トラブルに発展する前に適切にアドバイスとケアが少しでも必要だと感じるなら、ネイルトレーナーと相談することをおすすめします。

アスリートネイルのメニューと料金の例

アスリートネイルを受けられるサロンは全国にありますが、料金はサロンの方針やネイルトレーナーのスキルによって異なります。

ここでは一般的なメニューと平均的な所要時間、おおよその料金例をまとめたものをご紹介します。

一般的なメニュー平均的な所要時間料金の目安
アスリートネイルケアコース※(手)60〜90分5,000〜10,000円/回
アスリートネイルケアコース※(足)60〜90分6,000〜12,000円/回
カウンセリングのみ30分3,000〜4,000円/回
爪の補強(指1本につき)10〜15分500〜1,500円/本
爪の長さ出し(指1本につき)15〜20分1,000〜1,500円/本
巻き爪ケア(指1本につき)20〜30分4,000〜6,000円/本
爪周りの角質ケア15分〜3,000円〜/回
アスリートネイルの料金例

※コースの場合、一般的には、カウンセリング、爪の長さの調整、甘皮の除去、爪の保湿仕上げが含まれています。

※出張施術の場合は、別途出張費実費がかかることがあります。

上の表のようなメニュー料金体系が一般的で、細かい内容はサロンによって変わりますので、お近くのアスリートネイルが受けられるサロンを探してみてください。

アスリートネイルが受けられる全国の相談先

tsumeplusでは、アスリートネイルが受けられる全国のサロンを紹介しています。

またネイルトレーナーによっては、サロンを持たず出張や訪問スタイルで施術を提供するものもいます。

いずれも一般社団法人アスリートネイル協会の認定を受けたネイルトレーナーを、こちらから地域ごとにお探しいただけますのでご活用ください。

専門家一覧

「スポーツや健康面で、爪の相談は誰にしたらいいの?」tsumeplusでは、爪の専門家であるアスリートネイルトレーナーがどこにいるかご紹介しています。日本地図から簡単に…

アスリートネイルのカウンセリング・施術なら株式会社tsumeplus(ツメプラス)

tsumeplusのサロン内観
アスリートネイルケア専門サロン tsumeplus

株式会社tsumeplusは、社員全員がアスリートネイル協会が認定するネイルトレーナーです。

アスリートのプライバシーを守り、アスリート個人と接して施術してきた他、企業や団体から出張施術、遠征同行、専属契約など組織的にアスリートネイルを導入したいという要望まで叶えてきた、爪ビジネスの専門会社です。

株式会社tsumeplusは、正しい知識と施術であなたのベストパフォーマンスを引き出します。

下のフォームから、ぜひお気軽にお問い合わせください。オンラインでの個別相談も承っております。

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    監修者・執筆者

    大塚裕司
    大塚裕司株式会社tsumeplus 代表取締役
    マラソンで自身の膝トラブルの原因が爪にあることに気付き、爪に深い興味を抱く。
    その後、3万の爪をケアしてきたネイルサロンオーナーを経て「爪と身体の関係」を研究。TOKYO2020オリンピックパラリンピック選手村でネイルケアを提供する。「爪と運動力学」を視点に独自の分析理論を持ち、国立大学と共同研究、元日本代表選手のサポート、メディアや講演等に出演し爪の重要性を啓発する。

    ・アスリートネイル協会 認定アドバイザー
    ・アスリートネイル協会 認定ネイルトレーナー
    ・爪切り指導士
    ・熱中症対策アドバイザー

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